【巨人】高田萌生、憧れの中日・松坂に直電し「一緒に」自主トレ実現へ

ノックで軽快な動きを見せる高田(カメラ・橋口 真)
ノックで軽快な動きを見せる高田(カメラ・橋口 真)

 巨人の高田萌生投手(20)が中日・松坂大輔投手(38)に合同自主トレの申し入れをしたことが17日、分かった。創志学園高時代「松坂2世」と称された右腕は、最も憧れる投手であるレジェンドの連絡先を上原から入手。直接“ラブコール”を送って快諾を得た。今季2軍で最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得し、来季のローテ入りが期待される若手ホープが日米通算170勝の“本家”に弟子入りして飛躍を狙う。

 高田の熱意が、憧れの人との合同自主トレを実現させた。創志学園高時代はフォーム、練習法など全てを参考にし「松坂2世」と称された男が“本家”の下で教えを請い、飛躍につなげる。

 高卒2年目の今季、2軍で11勝(2敗)、防御率2・69をマークして最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得した右腕は来季、更なる成長を図るために積極的に動いた。松坂と親交のある上原に「松坂さんの連絡先を教えて下さい」とお願いし、電話番号を入手。自ら連絡を取って合同トレーニングを申し込んだ。それには松坂も歓迎。「アメリカの自主トレから帰国後、国内で時間があればいいよ」と快諾を得たという。

 18歳も年が離れた大先輩。ましてや他球団。会った事も、話した事もない。普通なら緊張して、なかなか一歩を踏み出せないはずだ。だが、高田は「一緒に練習がしたい」という熱い思いで大ベテランの上原に相談した。その貪欲な姿勢には上原も「大輔の事を尊敬している事も聞いた。こういう熱意のある子は応援したいと思ったよ」と喜んで協力した。

 98年生まれの高田にとって、松坂は“画面越しの人”。ファーム遠征で名古屋を訪れた5月30日、中日・オリックス戦(ナゴヤD)を観戦し、先発予定だった右腕の姿を初めて生で目にした。「感動しました」。試合前のキャッチボールから目を離すことなく集中して観察。かつては、以前から高田の存在は知っていた、という松坂の記事を読み「震えました」と大興奮したほど。いつか会える日を願い続け、夢をかなえた。

 秋季キャンプではアピールに成功した。15日の韓国・ハンファとの練習試合(サンマリン)は5回まで完全投球の10奪三振と力投。8日のMLB戦(東京D)でも3回5奪三振と抜群の球威を見せた。原監督は印象に残った選手として名前を挙げ、宮本投手総合コーチも来春キャンプの1軍当確を示唆している。大きく羽ばたくためには、今オフは勝負の時。「松坂2世」が“本家”から極意を学び、ローテ争いに割って入る。

 ◆高田 萌生(たかた・ほうせい)1998年7月4日、岡山・新見市生まれ。20歳。創志学園高から16年ドラフト5位で巨人入団。今季7月29日の中日戦(東京D)で1軍デビューし、先発で2回6失点。2軍での11勝2敗、防御率2・69はリーグトップ。178センチ、75キロ。右投右打。年俸540万円。

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