【西武】秋山翔吾、来オフにもメジャー挑戦へ…日米野球で憧れ強まり

日米野球に出場、メジャーの投手相手に巧打を見せた秋山
日米野球に出場、メジャーの投手相手に巧打を見せた秋山
15年、シーズン史上最多の215安打を放ち記念ボードを掲げる秋山
15年、シーズン史上最多の215安打を放ち記念ボードを掲げる秋山

 「2018 日米野球」で侍ジャパンの主力を担った西武の秋山翔吾外野手(30)が、米大リーグに挑戦する意向を持っていることが16日、分かった。17年から3年契約を結んでおり、来季が契約最終年。順調なら来季中に海外フリーエージェント(FA)権を取得するため、早ければ20年からメジャーに挑戦する可能性が出てきた。西武への愛着を示す一方、メジャーからも高い評価を受けており、今後の動向が注目される。

 日米野球から一夜明け、日本屈指のヒットメーカーが、早ければ来オフにメジャーに挑戦する可能性が出てきた。関係者によると、秋山のメジャー志向は年々高まっており、野球人として世界最高の舞台に挑戦したい思いを強めているという。

 秋山は今季、主に1番打者として打率3割2分3厘、24本塁打、82打点をマーク。西武の10年ぶりリーグ制覇の原動力となった。15年にはシーズン216安打の新記録を樹立。ゴールデン・グラブ5度の守備力に加え、近年は長打力にも磨きがかかっている。野球に対する真摯(しんし)な姿勢にも定評があり、MLB関係者によると、柳田(ソフトバンク)らとともにメジャーからも注目を浴びる存在になっているという。

 日米野球では稲葉監督から「中心打者」として期待され、打率3割5分、1本塁打、7打点。外国人投手特有の強く、動くボールに対して、足の上げ方を小さくする工夫を凝らすなどして2戦目までに6打点を荒稼ぎした。MLB公認球を使った投手に日本の打者でいち早くアジャストし、対メジャーの適性も実証。15日の最終戦(ナゴヤD)後には「メジャーのボールを長く(6試合にわたって)体感できたのは大きかった」と話していた。

 トップレベルの走攻守に加え、歴代5位の596試合連続フルイニング出場中という類いまれな頑健さも、日程や移動がハードなメジャーでは強みになる。侍ジャパンのチームメートには、海外志向が強いとされる同級生の柳田らも在籍。チームの枠を超えて一流選手同士で交流し、実際にMLB選抜と対戦する中で、憧れがさらに強まった可能性もある。

 秋山は17年から総額最大8億円の3年契約を結んでいる。順調であれば、契約最終年の来シーズン中に海外FA権の資格取得条件を満たすため、メジャー挑戦は早くて20年からとなる可能性が高い。海の向こうに憧れを抱く一方で、西武への愛着も強く、今季逃した日本一への思いは並々ならぬものがあるという。来季31歳を迎える球界屈指のバットマンの動向から目が離せなくなりそうだ。

 ◆秋山 翔吾(あきやま・しょうご)1988年4月16日、神奈川・横須賀市生まれ。30歳。横浜創学館高、八戸大を経て2010年ドラフト3位で西武入団。15年に216安打でシーズン最多安打記録を更新。17年首位打者、最多安打3度、ベストナイン2度、ゴールデン・グラブ賞5度。17年WBC日本代表。184センチ、85キロ。右投左打。今季年俸は2億2000万円。

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