【ロッテ】丸に監督手形!巨人に対抗、FA交渉スタート

スポーツ報知
ロッテ・井口監督は丸の地元・勝浦沖で取れたキンメダイを手に笑顔(カメラ・長井 毅)

 フリーエージェント(FA)宣言選手の他球団との交渉が15日、解禁された。巨人が獲得を目指している丸佳浩外野手(29=広島からFA)に対して、同じく獲得を目指すロッテが「監督手形」を用意していることが分かった。ロッテは、09年に米フィリーズからFAとなった井口資仁内野手(現監督、43)を獲得した際にも「監督手形」を用意した“実績”がある。争奪戦が過熱しつつある。

 巨人が背番号「8」を用意すれば、ロッテは「監督手形」で対抗―。丸の争奪戦が活発になってきた。

 ロッテは、以前から調査を行ってきたなかで、丸の練習熱心な姿勢やチームの中心を担う人格者である点も高く評価。千葉・鴨川市で秋季キャンプに帯同している井口監督は「だからこそ、なかなかFAで獲りにいかないロッテが獲りにいっている」と力説し「ウチは誠意をもって話していくだけ。チームリーダーとしてやってもらいたい。若い選手を引っ張っていけるリーダーが必要」と、改めてラブコールを送った。

 球団関係者は「もし地元に帰って来てもらえるなら、球団に長く残ってほしい。選手だけと言わず、その先も」と、将来的には監督や幹部候補として迎え入れるプランも用意しているもよう。巨人への対抗策を整えた。林球団本部長は「球団としての誠意」について問われると「具体的なことは話せないですけど、いろいろと考えてます」とニヤリ。4年総額20億円超とみられる条件提示とは別に、将来的なポストについて含みを持たせた。

 球団は09年に井口を獲得した際に指導者としての資質を買って「監督手形」を用意。メジャーを最優先に考えていた井口も前向きな姿勢を見せ、入団につながった経緯がある。林本部長は「井口監督が(メジャーから)来てから、チームに一本筋が通って、良くなっていった。かつての井口選手のような役割を期待しています。精神的にも支柱になってほしいということを誠心誠意伝えたい」と、現在の指揮官が歩んで来た道と、丸に歩んでもらいたい道を重ね合わせた。加えて、丸が千葉・勝浦市出身ということにも触れ「『丸さんに戻って来てほしい』という地元の声もある。千葉県中心に地域振興活動もしている。そういう意味でも貢献してもらえると思う」と熱く語った。

 球団はFA交渉解禁日のこの日、丸の代理人へ正式な獲得の意向を伝えた。初交渉は20日以降になる予定だ。巨人、広島という強力なライバルを前に強力なカードを持って挑んでいく。

 丸は、マツダスタジアムで自主トレ。他球団との交渉解禁初日は「動きはないです。現時点で何も言うことはない」とし、今後の交渉予定に関しても「まだ何も入ってないです」と説明した。巨人、ロッテが獲得に向けて動いている状況に「情報は(報道などで)見たりしています」と話す一方で「今、自分ができることは、来季に向けてしっかり準備をしつつ、そういう話を聞くこと」と冷静に取材に応対した。

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