倉本聰氏が全国のテレビマンたちに喝「『作』ではなく『創』をしなければ前進はない!」

講演した倉本聰さん
講演した倉本聰さん

脚本家の倉本聰氏(83)が7日、都内で行われた第66回民間放送全国大会で記念講演を行った。

 国民的ドラマシリーズ「北の国から」などで知られ、来年放送のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻~道」の脚本も執筆している倉本氏は「テレビはどこへ行くのですか?」と題した講演で熱弁を振るった。

 「映像が4Kになっても、映像そのものの中身の質は落ちている。電器メーカーが得しただけ。なぜテレビ局はもうけた金をテレビ番組に還元できなかったのか」

 「米国と違って日本では演技経験のないミュージシャンなどのド素人がいきなりドラマに主演したりする。これはプロの役者としては屈辱的なことなんです」

 「同じ『つくる』でも『作』と『創』がある。言われたままにやるのが『作』。金が無くても知恵で何かを生み出すのが『創』。今のテレビ局は『作』ばかり。『創』をやっていかないと前進はない」

 「テレビという美しい少女を陵辱しないでほしい」

 今年5月のギャラクシー賞贈賞式では、頸椎(けいつい)を痛めて車椅子姿で登壇。「いつ倒れるか分からない。体を壊して来週は手術。出来る限り書いてます」と発言していたものの、現在は回復。しっかりとした足取りで歩き、声も元気そのもの。全国から集ったテレビマンたちに喝を入れていた。

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