稲森佑貴、日本一曲がらない男が父とつかんだ初優勝

稲森佑貴は9番でバーディーパットを決めガッツポーズ
稲森佑貴は9番でバーディーパットを決めガッツポーズ

◆男子プロゴルフツアー国内メジャー第3戦日本オープン<最終日> 14日午前7時15分スタート、神奈川・横浜CC=7257ヤード、パー71、賞金総額2億円(優勝4000万円)、雨のち曇り、弱風

 3打差の単独首位で出た稲森佑貴(24)=フリー=が5バーディー、2ボギーの68で回り、通算14アンダーで初優勝。プロ8年目で悲願のツアー初Vを日本最高峰のメジャー舞台で飾った。パー71の大会最少ストローク(10年大会の金庚泰の271)を1打更新した。65のショーン・ノリス(南アフリカ)が12アンダーの2位。

 スコアを1つ落として後続に1打差に迫られた稲森は9番で8メートルのバーディーパットを決めると、波に乗った。10番でも6メートルを沈めて、13番からは圧巻の3連続バーディーを奪った。最終18番、短いボギーパットをカップに入れると、豪快なガッツポーズを披露した。

 「9番でロングパットが決まってから、落ち着くことができた。初優勝をメジャーですることができてうれしい。日本オープンはツアーの中で一番の、本当の頂点を決める試合なので、身が引き締まる思い。一番優勝したかった試合でした」と、感慨に浸った。「また来週から試合がある。切り替えて後半戦に臨みたい。ゆくゆくは海外にも挑戦したい」と、目標を語った。

 6歳でゴルフに導いた父の兼隆さん(67)は「感無量ですね。(時松、秋吉、出水田ら同じ九州出身勢が先に初優勝したことで)歯がゆい思いもあったと思う。子どもの頃から、ショットを曲げないようにタイミングを合わせる反復練習をしてきた。パットもよく入ってくれた」と、表彰式をグリーン横で見守り、喜んでいた。

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