大阪桐蔭のスーパー1年生・西野力矢、5打数5安打 おかわり2世はフラミンゴ打法!!

8回無死、打席で豪快な一本足打法を見せる大阪桐蔭・西野(カメラ・義村 治子)
8回無死、打席で豪快な一本足打法を見せる大阪桐蔭・西野(カメラ・義村 治子)

◆高校野球秋季大阪府大会▽4回戦 大阪桐蔭7―4近大付(7日・シティ信金スタ)

 大阪府大会で、史上初のセンバツ3連覇&3季連続の甲子園優勝を目指す大阪桐蔭が近大付との今夏の甲子園出場校対決を制し、16強入りを決めた。“おかわり君2世”のスーパー1年生・西野力矢一塁手が5打数5安打(1二塁打)1打点。府内での公式戦連勝を41、前チームからの公式戦連勝を今年は無敗の33に伸ばした。

 末恐ろしい1年生だ。3―0の6回1死一、三塁、大阪桐蔭の西野は、この試合4安打目の左前適時打を放った。「(両翼100メートルの)舞洲(シティ信金スタ)では簡単に本塁打が出ないので、たたいて、つなぐ意識」。8回の右前安打で、高校では練習試合を含めて初という1試合5安打を記録した。

 大阪桐蔭OBの西武・中村剛也をほうふつとさせる“おかわり君2世”。その本家以上に大胆な“フラミンゴ打法”を採り入れた。投手が投げる前から左足を大きく上げ、2安打は右翼方向に流し打った。「体が前に突っ込むのを修正するため。重心を後ろに残して、自分の間合いで呼び込む」と狙いを明かした。3安打は初球打ちで、視察したヤクルトの阿部スカウトは「打撃のスケールが大きい。スイングスピードが速い」と今後の成長に期待した。

「重心を残す」 史上初2度目の春夏連覇を達成した前チームは、今月上旬の福井国体でも“優勝”(台風の影響で4校が1位)。公式戦29連勝でフィニッシュした。その中心だったドラフト1位候補の根尾昂内野手と藤原恭大外野手(ともに3年)らが抜けたが、大阪桐蔭の強さは健在だ。今夏の南大阪代表・近大付(大阪桐蔭は北大阪)を下して、現チームも今大会4勝目。同校の公式戦連勝は33に伸び、2018年は公式戦無敗のままだ。

 西野の愛称は「ゴンちゃん」。NHK教育テレビで放送されていた「できるかな」のぬいぐるみキャラクター「ゴン太くん」に似ていることから名付けられた。言葉は話さずに熱演した「ゴン太くん」と同じように、西野もふだんは物静かだが、バットを持つと大暴れする。堺工科との1回戦で満塁弾を含む2本塁打7打点をマークするなど、今大会は4試合で16打数9安打12打点。「3番を打つことでチームの勝利に貢献できる」と“ポスト最強世代”を引っ張っている。(伊井 亮一)

 ◆西野 力矢(にしの・りきや)2002年9月11日、和歌山・紀の川市生まれ。16歳。3歳から野球を始め、小学生時代にボーイズリーグの「大阪泉州ボーイズ」で本格的に開始。中学時代は硬式の「南大阪ベースボールクラブ」でプレー。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。180センチ、86キロ。右投右打。家族は両親と、社会人ミキハウス捕手の兄・詠吉(19)。

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