金足農・吉田輝星、プロ決断! 八戸学院大に断り 

プロ入りを決断した金足農・吉田
プロ入りを決断した金足農・吉田
2日の福井国体で力投する吉田
2日の福井国体で力投する吉田

 今夏の甲子園準優勝投手で、25日のドラフト会議で巨人が1位指名の最有力候補に挙げている金足農(秋田)の152キロ右腕・吉田輝星(3年)が、プロ入りを決断したことが4日、分かった。関係者によると、家族会議の結果、プロ志望届を提出することを決め、進学を検討していた北東北大学リーグの八戸学院大側に断りの連絡を入れたという。週明けにも進路表明会見を行う予定。巨人以外にも、複数球団が1位候補として動向に注目していた右腕が、一気にドラフトの超目玉に浮上する。

 高校生活最後の公式戦となった2日の福井国体2回戦・常葉大菊川戦を終えて、2日。ついに輝星が最終決断を下した。この日、福井から帰郷した前夜に続き、家族、学校関係者らと話し合い、プロ入りの意思を最終確認。周囲も本人の気持ちを尊重し、プロ志望届を提出することが正式に決まった。

 輝星は、今夏の秋田大会前の段階では、八戸学院大に進学する方向でほぼ固まっていた。それは、同大学の正村公弘監督(55)が昨秋以降、熱心な指導で自身を飛躍させてくれた恩義によるものだったが、かねてプロ志向が強かった輝星は、ある思いを胸に抱いて最後の夏に臨んでいた。

 「この夏に、自分の力がどれだけ通用するのか確かめたい」

 その結果が、秋田勢103年ぶりの甲子園準V。チームの成績のみならず、自身も初戦から4試合連続2ケタ奪三振をマークするなど、鹿児島実、大垣日大、横浜、近江、日大三といずれも甲子園決勝を経験したことがある強豪を相次いで撃破。大きな自信をつかむとともに、プロ側の評価も急上昇。一気にドラ1候補に躍り出た。国体終了時には「地方大会の時とは(プロ側の評価も)全く違う」と話していた。

 高校日本代表では、大阪桐蔭・根尾、藤原といった同世代のトップ選手とプレーし、「意識の高さや野球に対する考え方、熱意が違った。自分ももっと真剣に、本気で野球に取り組みたいと思いました」と大いに刺激を受けてもいた。

 運命のドラフトは25日。輝星の決断で、ドラフト戦線が一気に風雲急を告げる。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年1月12日、秋田市生まれ。17歳。小3から野球を始め、高校では1年夏にベンチ入り。同秋からエース。今夏は秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝で大阪桐蔭に敗れたが、準Vは秋田勢103年ぶりで、大会通算62奪三振は歴代6位。高校日本代表に選ばれ、9月のU18アジア選手権ではエース格を務めた。176センチ、81キロ。右投右打。家族は両親、弟。

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