【西武】20年ぶり本拠Vならず…辻監督「ああ残念。ファンの前で決めたかった」

8回2死一、二塁、遊ゴロに倒れ悔しそうな表情の中村(一塁手は中村晃=カメラ・酒井 悠一)
8回2死一、二塁、遊ゴロに倒れ悔しそうな表情の中村(一塁手は中村晃=カメラ・酒井 悠一)

◆西武1―3ソフトバンク(29日・メットライフドーム)

 優勝へマジック1としていた西武はソフトバンクに敗れ、10年ぶりの優勝決定は持ち越しとなった。本拠地メットライフDでのレギュラーシーズンの試合はこの日が最終戦。1998年以来、20年ぶりの本拠地胴上げはならなかった。30日に西武が日本ハム戦(札幌D)に勝つか引き分け、敗れたとしてもソフトバンクがロッテに負けるか引き分ければ西武の優勝が決まる。

 本拠地最終戦の大声援は最後まで鳴りやまなかった。レオ党の思いも届かず、2点差で敗北。17日にマジックが初点灯してから初の黒星を喫した。辻監督は「ああ残念だね。今日、一番歓声はすごかった。大勢のファンの前で優勝したかったけどね…」と本音をこぼした。

 12連勝で臨んだこの一戦。勝てば、指揮官の生まれた58年に13連勝で決めた前身の西鉄以来、60年ぶり史上2度目となる2ケタ連勝でVだったが、願いはかなわず。一発攻勢で続けていた連勝も、この日は不発で連勝も止まった。

 それでも7回に代打・松井が登場すると、ファンのボルテージは最高潮に達した。思い出深い本拠地での“シーズンラストゲーム”を家族が見守る中、期待に応えようとしたが2打数無安打。「何とかつなぎたかった。本拠地で決めたい気持ちはあった。またあした頑張ります」と前を向いた。

 浅村は4打数無安打だったが、3回に遊ゴロで先制点を挙げた。これで120打点とし、121打点の山川と“120打点コンビ”が完成。チームで2人が120打点をマークしたのは05年の阪神の今岡、金本以来、両リーグで13年ぶりだ。打点を稼いでも勝利に結びつかず、主将は「ここで決めたい気持ちはみんな持って臨んでた。何とかしたかった」と悔しがった。

 30日からは敵地・札幌Dで日本ハムとの4連戦に臨む。負傷で2軍調整していた外崎も合流予定だ。次、勝利すれば指揮官の背番号と同じ85勝となる。レオ党も勝利での胴上げを待ち望んでいるはずだ。辻監督は「やることは変わらない。85で優勝したいね」と笑みを浮かべ、必勝を誓った。(小林 圭太)

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