船木誠勝、9・30大阪で「デビュー33周年記念大会」、新日本時代の先輩と33分3本勝負

船木誠勝
船木誠勝

 プロレスラー船木誠勝(49)が今月30日に大阪・エディオンアリーナ第2競技場(大阪府立体育会館)で「甦ったサムライ船木誠勝デビュー33周年記念大会』を開催する。

 1984年に新日本プロレスに入門、85年3月に当時の史上最年少となる15歳でのデビューからUWFから藤原組へ移籍、さらにパンクラスを旗揚げし2000年にヒクソン・グレイシーと闘った波瀾万丈のプロレス人生。今回の大会では祝福ムードを打ち消すように、船木は3選手と33分3本勝負で対戦する。 

 船木は、2000年に引退も7年後に復帰。2009年にはプロレスのリングに舞い戻り、全日本プロレス、WRESTLE-1で活動した。2015年にフリーに転身。デスマッチやマスクマンとしてのファイトも経験して活躍の場を広げると、現在は大阪に拠点を置き3年目、様々な団体に積極的に参戦している。

 本来ならば、区切りの30周年で記念興行を開催するのが筋だが、ちょうどフリーになった時期と重なって、行うことができなかった。そこで、40代最後の年となる2018年に33周年の記念イベントを計画。デビュー記念日となる3月3日に、自身がプロレスラーを志すキッカケとなった初代タイガーマスクこと佐山サトル総監と“過激な仕掛け人”新間寿氏を招いて、トークショーを行った。

 そして今回、満を持して記念興行を開催することになった。同期、先輩、そしてXとの3本勝負船木はメインイベントで「33周年記念試合」と銘打ち、33分3本勝負に挑む。対戦相手はAKIRA、佐野巧真、そしてXの3人……全て「3」並びだ。船木が今、戦いたい相手を選んだという。AKIRA(野上彰)は新日本時代の同期。入門した船木が初めてスパーリングをやった相手であり、また最初に関節を極められた相手でもある。

 もう1人の相手・佐野は新日本時代の1年先輩。奇しくも同じ3月3日にデビューしている。2人はヤングライオンとしてしのぎを削ったが、のちにどちらも新日本を離脱。しかし、SWSのリングで接点が生まれる。藤原組の一員として参戦した船木は、当時SWS所属だった佐野と91年に2度対戦。不穏な空気が漂う興行の中で、真っ向勝負を繰り広げて大きなインパクトを残した。その後、佐野はUWFインターナショナル、キングダムを渡り歩き、PRIDEにも参戦した。総合格闘技から再びプロレスのリングに活動の場を移し、プロレスリング・ノアに入団。2012年からフリーに転身した。その歩んできた道は船木とオーバーラップする。2人はSWS以降、交わることはなかったが、東日本大震災の復興支援として2011年8月に日本武道館で開催された『ALL TOGETHER』で、獣神サンダー・ライガーを加えたトリオが実現。2016年に勃発した大仁田厚率いるFMW軍とUWF軍の抗争では共闘した。船木にとってAKIRAに負けない深い繋がりがある相手となる。これに未発表のXが加わる。AKIRAや佐野と同様に過去を掘り下げる相手なのか、それとも若い選手に胸を貸すのか、現時点では明らかになっていないが、大きなテーマを持つ戦いになりそうだ。

 さらに、船木はもう1試合、特別な一戦に挑む。それは「真説タイガーマスク」としてのデビュー戦だ。『真説タイガーマスク』とは、2005年に発表された映像作品。当時、引退して俳優業に挑んでいた船木がタイガーマスク役を担当した。初代タイガーマスク(佐山サトル)から直接技術指導を受け、それがのちのプロレス復帰やリアルジャパンプロレス参戦に繋がっている。船木は記念興行に合わせて、13年ぶりに真説タイガーマスクに変身。リアルジャパンマットで激闘を繰り広げたスーパー・タイガーとタッグを組み、3代目タイガーマスクだった金本浩二、謎の虎戦士スーパー・ブラック・タイガーを迎え撃つ。タイガーマスクに強い思い入れを持つ船木だけに、見逃せない試合になりそうだ。

 さらにかつての師匠、藤原喜明の参戦、ザ・グレート・カブキの復活、天龍源一郎も特別に登場、パンクラス時代の弟子となる近藤有己も登場するなど船木の33年を彩るレスラーが集結する豪華な大会になりそうだ。

全カードは以下の通り。

<メインイベント船木誠勝デビュー33周年記念試合33分3本勝負>船木誠勝vsX

船木誠勝vs佐野巧真

船木誠勝vsAKIRA

<セミファイナル時間無制限1本勝負>

菊田早苗&KEI山宮vsアレクサンダー大塚&冨宅飛駈

<第5試合スペシャルタッグマッチ33分1本勝負>

藤原喜明&池本誠知vs青柳政司&伊藤崇文

<第4試合特別公開スパーリング3分1R>

近藤有己vs武士正

<第3試合真説タイガーマスクデビュー戦33分1本勝負>

真説タイガーマスク&スーパー・タイガーvs金本浩二&スーパー・ブラック・タイガー

<第2試合大阪スペシャル3WAYマッチ33分1本勝負>

ビリーケン・キッドvs松山勘十郎vsユン・ガンチョル

<第1試合ザ・グレート・カブキ1日限定復活松竹芸能vs西口プロレス33分1本勝負>

若翔洋&安田大サーカスHIRO&代走みつくにwith山石名人vsアントニオ小猪木&ジャイアント小馬場&賀川照子withザ・グレート・カブキ

<第0試合サンテレビ聞き上手選手権>

山石名人vs西口軍カブキ

<特別来場>

天龍源一郎、田中稔、スペシャルゲストX

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