【西武】浅村、山川、栗山3者連続弾 浅村&山川はONに並ぶアベック弾14度

9連勝を飾り、タッチを交わす(右から)山川、中村、森、増田(カメラ・相川 和寛)
9連勝を飾り、タッチを交わす(右から)山川、中村、森、増田(カメラ・相川 和寛)

◆楽天3―4西武=延長10回=(24日・楽天生命パーク)

 西武が主軸の一発攻勢で延長戦を制し、今季初の9連勝だ。1点を追う4回に浅村、山川、栗山のクリーンアップが3者連続アーチ。浅村、山川は今季14度目のアベック弾となり、日本人では1968年の王、長嶋に並ぶ最多記録となった。延長10回には中村が左翼へ決勝の27号ソロ。浅村、山川同様、守備でのミスを本塁打でカバーした。10回は3投手の小刻みなリレーで逃げ切り、優勝へのマジックは6。最短Vは変わらず28日のままだ。

 右へ、左へ―。35年ぶりのド派手なクリーンアップ3連発をお見舞いして、敵地の歓声を一瞬にして静めた。

 口火を切ったのは主将だった。3回に1点を先制された直後の4回だ。先頭の浅村が藤平の外角直球を右翼席へと運んだ。「上がりすぎたのでどうかな、と思ったけど感触はよかった」。目標だった自身初の30号で同点に追いついた。球団の日本人初となる3割30本100打点も視界に入り、「ホームランだけじゃなく、目標にしてやってきた。うれしいっす」と照れた。

 続く山川は左翼席へ一時勝ち越しとなる44号をかっ飛ばした。「(浅村に続いて)自分も、と思っていた」。これで浅村とのアベック弾は今季14度目。日本人コンビでは、68年の王と長嶋(巨人)のON砲に並ぶ最多記録となった。

 4番は不思議な力を得た。8月31日のオリックス戦(京セラD)で観戦に来ていた西武ファンという吉本のお笑い芸人・ちゃらんぽらん冨好と対面。「知らぬ間にM―1(グランプリ)で優勝して急に活躍する芸人みたいや。気付いたら4番でめっちゃホームラン打ってるもんな」と独特の表現でエールを送られた。その後9月は18試合で8本塁打と絶好調を維持している。

 仕上げはベテラン栗山だ。右中間へ8号を放ち「ホームランとかじゃなくて続いていけるように、とは思っていた」。10球で球団初の日本人3~5番が3者連続弾。辻監督は「3連発はそう出るものじゃない」と絶賛した。その後、一時同点とされたが本塁打王6度の中村が延長10回に勝ち越しの27号ソロで試合を決めた。

 今季初の9連勝でマジックは6。浅村は今季100得点となり山川、秋山に続いて3人目。球団で3人が100得点をマークするのは、パ・リーグで初。記録づくしの一日となった。「ウチは一戦必勝でやるしかない」と指揮官。連勝街道を歩み続ける先に、リーグVが待っている。(小林 圭太)

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