エース長岡 けがして知ったバレーの楽しさ、日の丸の重み

日本のエース長岡
日本のエース長岡

 バレーボール女子の世界選手権は29日から日本で開催される。全日本女子は2大会年ぶりの表彰台で、東京五輪へと弾みをつけたいところだ。サウスポーエース・長岡望悠(みゆ、27)は、大けがを乗り越え、この世界選手権を迎える。16年リオ五輪では絶対的エースだった木村沙織さんと得点を量産し5位に入った。しかし、17年3月のリーグ戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。約1年間、コートから離れた。18年8月のジャカルタ・アジア大会で約2年ぶりに国際大会に出場し、復活。苦悩を乗り越えた全日本の現エースが、今大会への意気込みを語る。

 17年3月の大けがでバレー人生で初となる長期離脱を経験した。

 「けがが起きたことは予想できなかったこと。でも今考えると、けががあって改めてバレーが好きだな、楽しいなと思えるようになりましたね」

 約1年間、競技から離れたことで、体に大きな変化が現れた。

 「リハビリは、正しい体の使い方や(体作りの)基礎をちゃんとしようってところから取り組みました。特に日本人は、バレーをやっていく中で一瞬の俊敏性が大事。最初は自分の体の重さを使ってトレーニングし、段階的に負荷を上げて、バレーで機能できる体を作っていきました」

 アジア大会で2年ぶりの代表復帰。日の丸を背負うことの喜びを改めて感じた。

 「復帰してからたくさん試合に出るのはアジア大会が初めてだったので、素直にうれしかったです。『バレーボールをやっている』と、うれしい思いがありました。コートに立てることは当たり前のことではないので、普通にバレーが出来ていることが、すごくありがたいことだなと思いながらやっていました」

 アジア大会では、目標としていた金メダルには届かなかったものの、世界選手権につながる発見は多かった。

 「試合での集中力や、試合への入り方が具体的に分かってきたなと感じている。世界選手権も連戦になるので、体の耐久性、一瞬の判断の質、確実性、状況判断能力、そういうところの質をさらに上げていきたい」

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