【阪神】「金本、やめろ!」神宮の虎党から容赦ないヤジ V逸に指揮官「ああ、そう」

ヤクルトに逆転負けし、肩を落として引き揚げる金本監督(カメラ・関口 俊明)
ヤクルトに逆転負けし、肩を落として引き揚げる金本監督(カメラ・関口 俊明)

◆ヤクルト9―4阪神(19日・神宮)

 容赦ない虎党のヤジを浴びながら、金本監督がグラウンドを引き揚げた。レフトスタンドの通路際のファンが「金本、やめろ!」と叫んだ。13年連続のV逸が決定。残り19試合での終戦を問われた指揮官は「ああ、そう」と言葉にならなかった。ヤクルトに直接対決7連敗を喫し、自力2位まで消滅した。

 先発の岩貞が初回に致命傷となる6失点。エースのメッセンジャーと昨季12勝の秋山を体調不良で欠く先発ローテーションで、岩貞は大黒柱とならなければいけない存在。「先発投手に頑張ってもらうしかない」と金本監督がうめいた。

 就任3年目は、キャンプ打ち上げ時に「過去3年の中で一番強い。優勝に向かってやっていきたい」と胸を張っての船出だった。就任から4位、2位と順位を上げ、05年以来のリーグ優勝を強く意識したシーズンは、誤算の連続だった。不動の4番を期待されたロサリオは、打率2割4分2厘、8本塁打の不振で8月27日に2度目の出場選手登録抹消となった。3年ぶりの2ケタ勝利を目指した藤浪も3勝止まり。上本、北條ら故障者が続出し、主将の福留も「右太もも裏」の張りを訴え、ここ7試合連続で先発から外れている。

 最下位で借金は今季ワーストの11。救いは3位の巨人との1・5ゲーム差が変わらなかったこと。「目標の切り替え? そうしかないですよね。明日、頑張っていくしかない」と敗軍の将。20日から移動日なしでの広島と敵地3連戦。CS進出を目指しての厳しい戦いは続く。(島尾 浩一郎)

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