大坂なおみの祖父・鉄夫さん「甘えっ子で泣き虫で、優しい子でした」

 テニスの全米オープン女子シングルスで日本勢初の優勝を飾った大坂なおみ(20)の快挙を受け、北海道根室市に住む祖父・大坂鉄夫さん(73)も吉報に顔をほころばせた。

 祖父の鉄夫さんは早朝から妻の邦子さん(73)と、自宅のテレビで孫の勝利を見届けた。

 「びっくりした。褒めてあげたい。偉い!」

 優勝が決まると、万歳し、妻と抱き合って喜んだ。試合終了から約3時間後、大坂から電話があった。

 「なおみは『勝ったよ』と。話したのは3分くらい。お互い興奮してるから何を話したか、はっきり覚えていないけれど、『良かったね』と言いました」

 孫が日本人初の全米OP優勝をかけて奮闘する姿に胸を打たれた。激闘を見守りながら、大坂の幼少期を思い出した。

 「なおみは甘えっ子で泣き虫で、優しい子でした。でも、試合では自分を鼓舞するように、左足をたたいたりしてね…」

 鉄夫さんは根室漁協の組合長を務めている。大坂は国内での試合前に、根室で水揚げされた紅サケを焼いて持参したことがあった。根室の水産物がパワーの源になっている。

 「サーモンは輸入も国内産も両方、好きでしたね」

 大坂は今大会の朝食に験担ぎでサーモン・ベーグルを食べると明かしていた。

 「なるほど、ベーグルも好きなんだね」

 北海道では6日に最大震度7の地震があった。鉄夫さんに被害はなかったが、大坂も心配していた。試合後にも台風や地震の被害を気遣うコメントを残している。

 「今、北海道では地震でみなさんが大変な思いをされています。ですから『孫が勝った、勝った』と喜んでいいのか、正直なところ、複雑な気持ちです。でも、被災した方を勇気づけられたら、うれしいですね」

 大坂は17日から始まる東レ・パンパシフィックOP(アリーナ立川立飛)に出場予定。鉄夫さんも根室から応援に駆けつける。偉業を達成した孫との再会が待ちきれない。

 「会ったら、良くやったとねぎらいたいですね」

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