◆ルートインBCリーグ 栃木8―8群馬(9日・小山市運動公園)
前巨人でルートインBCリーグ・栃木所属の村田修一内野手(37)が、今季最終戦となる群馬戦の終了後、ファンを前にしたスピーチで正式に現役引退を表明した。セレモニー終了後には会見で改めて思いを語った。
―試合を終えて
「みなさんに囲まれて野球ができて楽しかったし、みなさんに自分の口で引退を伝えることができてよかった」
―多くのファンが集まった
「遠くから来られた方もいるようですし、横浜のユニホームから栃木のユニホームを着てる方まで。プロ野球16年できたことに悔いはないので、本当によかった」
―巨人ナインら旧友、仲間からのメッセージもあった
「みんなと野球ができて、本当にいい仲間でしたし、彼らには頑張ってほしい。僕も応援できる機会があれば応援に行きたい。まだユニホームを着ている選手には全力で頑張ってほしい。落ち着いたら『お疲れさん』って言ってほしいですね」
―試合内容について
「(群馬の先発)トーレスからはいつも点が取れなかったのに、きょうはみんな集中して取れていたし、僕も最後までバットを振ることができたし、真剣勝負してもらった。楽しかった」
―安打を打った時の心境
「なかなか出ない中で1本打たせていただき、感謝している。守備もいいプレーがあったけどうまくいかない(8回に悪送球)。腹くくるにはいいエラーだったのかも(笑い)」
―ご家族も観戦に
「家族も、同級生もたくさん来てくれた。プロ野球もそうですが、学生時代もいい仲間に巡り会えて、ここまで野球ができた。息子たちが泣きながらでもしっかりといいあいさつをしてくれた」
―素晴らしい引退なスピーチだった
「しゃべれるかなと不安だったが、思いのたけをみなさんの前で伝えられた。しゃべりながら手がしびれてきた。(内容が)飛ばないでしゃべれてよかった」
―栃木での1年を振り返って
「本当に来てよかった。いろんなことを再確認するとともに、勉強させられることも多々あった。この栃木での1年が、将来いい1年だったと言えるように、これからの人生を進んでいきたい」
―現役引退について
「やり切ったし、次の世代の選手がまた僕のことを追いかけて野球をやってくれたらいい。今日見に来た野球少年が『村田みたいになりたい』と思ってくれたら僕も幸せだし、そういう子たちのために今までやってきたことを伝えていけるように頑張りたい」
―思い出の試合やプレーは
「いっぱいありすぎて今はまだ整理がつかない」
―胴上げもされた
「初めてに近かったんでどうなるかと。重そうでしたね。みなさんいい画は撮れましたか?」
―今後について
「何をしていくか、自分の中では整理ができていない。いろんなことを家族と相談しながら。スコアボードに名前が載ることはないので、また次のことを考えながら進んでいきたい」
―最後の打席はどんな気持ちで
「何とかサヨナラ勝ちにつながる一打をと思い、早いカウントから打ちに行きたかったが、最後なのでなかなかバットが出なかった。追い込まれて何とか右に転がして、ゲッツーにならないように一生懸命走った。最後にフルスイングしてもいいんでしょうけど、チーム最優先でやってきたので、最後までそういう野球をしようと心がけた」
―背番号「25」を付けた筒香(DeNA)や岡本(巨人)がスラッガーとして育っている
「2人とも僕が出て行ってからブワーッとなったんで、今思うと一緒にやってみたかったっていうのはある。和真に負けないよう、筒香に負けないように1本でも多く打ちたいと、一緒のチームでやってみたかったというのはある」