【巨人】阿部「新井さんみたいな形は理想」チームが強い時に引退

新大阪駅に到着した阿部
新大阪駅に到着した阿部

 巨人の阿部慎之助内野手(39)が6日、自身の野球人生観について胸中を明かした。5日には2歳上の広島・新井が今季限りでの現役引退を表明。巨人を長年支えてきた大黒柱は「同年代だし寂しい」と吐露しつつ、自らを奮い立たせる目標について語った。

 しのぎを削ってきたライバルがユニホームを脱ぐことはショックだったが、だからこそハッキリしたこともある。阿部は「新井さんは、ずっと切磋琢磨(せっさたくま)してきた同年代の選手。寂しい」とため息をつく一方で、言葉に力を込めた。「400号とか、そういう目標があるから張り合いがあるし、『まだまだ頑張るぞ』という気持ちになる」―。

 巨人では王、長嶋以来となる400発まで、残り4本まできている。また、本塁打をマークした投手は現在228人で歴代最多タイ。単独トップも見えている。「ここ何年かは、自分の辞め時について考えることもあるけど、やっぱり新井さんみたいな形は理想的だと思うよ。俺ももう一度、優勝したい。会見で『若手がすごく力をつけている』と言っていたけど、あれだけチームが強くなれば、何の心配もないんじゃないかな」。今季の巨人も岡本を筆頭に若返りが進んだが、阿部が安心するには、もう少し時間が必要だろう。

 この日の早朝、北海道で大地震が発生した。オフには毎年トークショーを開催する「第二の故郷」。11年の東日本大震災では実家がある浦安市が液状化の被害を受けていて、深刻さは理解している。「知り合いは無事だったけど、断水とか停電とか液状化で大変と聞いた。俺は野球するしかないし、やれることをやるしかないんだけど…」。背番号10のスイングを楽しみにしているファンのためにも、バットを振り続ける。

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