「次世代のエース候補」西田有志が世界初陣飾るか…バレーボール男子世界選手権9日開幕

西田有志
西田有志

 バレーボール男子の世界選手権は9日から、イタリアとブルガリアの2か国で開催される。2大会ぶりの出場となった全日本男子は「ベスト8相当」を目指し、東京五輪へと弾みをつける。全日本男子の中で今、最も注目を浴びるのが、チーム唯一の10代で今年、初招集された西田有志(18)だ。身長は186センチとチームで5番目に低いが、高い身体能力を生かし、7月29日に行われた韓国との強化試合では、エース・石川祐希(22)を上回る25得点とチームトップの得点をたたき出した。次世代のエース候補が初の世界選手権に向けて意気込みを語る。

 身長186センチながら最高到達点は191センチの石川とほぼ同じ346センチという驚異の身体能力の持ち主。春高バレーの出場はなかったものの、中垣内祐一監督に抜群の運動神経と持ち前のセンスを見抜かれ今年、全日本に初招集。最初はレベルの高さに驚き、自分に迷いもあったという。

 「(練習でも)アタックが何回も止められて、どうしたらいいのか分からなくなって。(空いている)コースを狙いに行ってもまたミスったりして、悪循環になったりしていました。自分はいつもポジティブなんですけど、そのときは、初めてポジティブ考えられなくて、気持ちが落ちました」

 5~6月にかけて行われたネーションズリーグで多くの国際試合を経験。課題が浮き彫りとなったが、自分への伸びしろだと考えると、またポジティブ思考が戻ってきた。

 「自分は点数を取るポジションなので、状況が悪いときでも点数につなげること、(得点を取れるチャンスで)ミスをしないことが課題。僕は小さいけど、大きな選手をどう倒すかって考えてやっていくと、今は毎日が楽しい。小さい選手が大きい選手に勝ったらバレーももっと人気になるとも思う。世界選手権では(海外の人にも)名前を覚えてもらうプレーをやりたい」

 全日本で活動し、半年が経過。国際経験や先輩のプレーを見て、多くの学びも得た。

 「石川祐希さんのスパイクとか、(リベロの)古賀太一郎さんのディフェンス力とか、全員から学ぶことがたくさんある。今は、他の選手の良いプレーをどういうふうに自分に取り入れることができるのかって考えながら練習しています」

(2回目は6日に掲載します)

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