【巨人】吉田輝星、ドラ1最有力!桑田、松井級の甲子園スター欲しい!!

キャッチボールで調整する吉田
キャッチボールで調整する吉田
練習後、吉田(左から2人目)はベンチで柿木とふざけあう
練習後、吉田(左から2人目)はベンチで柿木とふざけあう
練習中、チームメートの投球フォームをモノマネする金足農・吉田(カメラ・岩下 翔太)
練習中、チームメートの投球フォームをモノマネする金足農・吉田(カメラ・岩下 翔太)

 巨人が今秋ドラフト1位の最有力候補に金足農(秋田)の150キロ右腕・吉田輝星投手(17)をリストアップしたことが30日、分かった。この日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、極上と評される直球の質だけでなく、変化球の伸びしろも十分で即戦力級と評価された模様だ。何より甲子園で見せたスター性は巨人が一番求める部分。吉田本人は進路を熟慮中の段階で、今後の動向を見守ることになるが、プロ志望届を提出した際には一気に加速する可能性もある。

 巨人が真夏に輝いたスターに白羽の矢を立てた。今秋ドラフト1位の最有力候補に金足農・吉田が浮上したことが分かった。この日、球団事務所で行われたスカウト会議では、進学、就職予定者の情報共有を含めて「甲子園の総括もやりました」と岡崎スカウト部長は説明。関係者によると、最速150キロを誇るみちのくの剛腕がリストの最上位に名を連ねた模様だ。

 公立校ながら、横浜や日大三などの名門校を次々に撃破。秋田県勢103年ぶりの決勝進出を果たした原動力となった。秋田大会初戦から決勝まで、全11試合で10完投を含む計1517球を投げた剛腕。試合終盤でも150キロに迫る直球で相手をねじ伏せる姿は見る者の感動を呼び、一大旋風を巻き起こした。巨人は開幕からローテを守り通している先発投手は菅野のみとあって、今オフの最大の補強ポイントはローテの柱となりうる投手。高校生離れしたスタミナを誇る吉田は、まさにそれに合致する。

 「もう最初から高かった」と岡崎スカウト部長に言わしめた評価は、夏を経て確固たるものとなった。7月30日に行われた会議後には、吉田について「(実際に)見たことがないので楽しみにしています」と期待していた岡崎部長だったが、自分の目でチェックして「いい投手だと思いました。球の質もいいし、一番は投げるスタミナがあるなという感想ですね」と改めてほれ込んだ様子。吉田は9月3日から宮崎で行われる「第12回U18アジア野球選手権」に高校日本代表として出場するが、複数人のスカウトを派遣し、徹底マークしていく方針も明かした。

 “相思相愛”の間柄でもある。甲子園を終えて秋田に凱旋した際、吉田は好きな球団に「巨人」を挙げ、「行きたい?」との問いに「はい、行きたいです」と素直な憧れを口にしている。即戦力級の実力は当然として、甲子園という大舞台で証明したスター性も大きな魅力。巨人はかつて、投手なら桑田真澄、打者なら松井秀喜といった甲子園のスーパースターが中心にいた。その系譜を継ぐ者として動向を注視していく。

 甲子園前には八戸学院大への進学が有力視されていた。U18アジア野球選手権後に両親らと相談し、最終判断する見通しだというが、岡崎スカウト部長は「僕たちはプロ志望届を出した人しか指名できない。それが締め切られた時点で、誰を指名できるかが決まるので」と推移を見守る。大阪桐蔭の二刀流・根尾や浦和学院の“大谷2世”こと渡辺らも1位候補に含まれている模様だが、吉田がプロ志望を表明すれば一気に加速する可能性もある。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年1月12日、秋田市生まれ。17歳。小3から野球を始める。高校では1年夏にベンチ入りし、同秋からエース。昨夏の秋田大会準優勝で、今春は県大会優勝、東北大会8強。今夏は秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝で大阪桐蔭に敗れたが、準優勝は秋田勢103年ぶりで大会通算62奪三振は歴代6位。球種はカットボール、カーブ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップ。176センチ、81キロ。右投右打。家族は両親、弟。

キャッチボールで調整する吉田
練習後、吉田(左から2人目)はベンチで柿木とふざけあう
練習中、チームメートの投球フォームをモノマネする金足農・吉田(カメラ・岩下 翔太)
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