【ヤクルト】バレンティン、史上3位の早さで250号

お立ち台で通算250本塁打のボールを手に笑顔を見せるバレンティン(カメラ・関口 俊明)
お立ち台で通算250本塁打のボールを手に笑顔を見せるバレンティン(カメラ・関口 俊明)

◆ヤクルト7―3DeNA(26日・神宮)

 センターに真っすぐ伸びる打球を見届け、バレンティンは両手を掲げた。同点の3回無死三塁、リーグ独走の33号決勝2ランはバックスクリーン上部に着弾。プロ野球62人目、外国人8人目の通算250号に到達した。869試合目での達成は、733試合のブライアント(近鉄)、カブレラ(西武)に次ぐ歴代3位のスピード。「記念の250号が神宮で打ててすごくうれしい」。初本塁打から100、150、200号と節目は全て本拠地で飾った。

 脳裏に浮かぶ一本がある。「56号」。13年9月15日の阪神戦(神宮)で榎田から左中間2ラン。64年の王(巨人)、01年のローズ(近鉄)、02年のカブレラ(西武)の55本を超えた。「忘れることができない。王さんが55本打ってから長い歴史が流れ、その記録を打ち破れた。ボールは大事に残している。王さんから『おめでとう』と言われて一緒に写真を撮ったのも思い出」。世界の本塁打王に祝福され、シーズン60発のプロ野球記録を打ち立てた。

 チームメートの偉業もアシストする。3回無死一塁では、初球に山田哲が走ったため空振り。トリプルスリーへ29個目の盗塁を助けた後の一発だった。

 球団最多本塁打となる池山隆寛(現楽天2軍監督)の304発も見据え、「どんどん目指したい」と意欲を示した。チームは3日ぶりに2位へ浮上。「カープに追いつくのが自分たちの仕事」。主砲の視線は、途方もない先にまで向けられている。(山崎 智)

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