日大三V打の日置は日本一の筋力!スクワット260キロのパワーで4強

8回2死三塁、日大三・日置(右)が勝ち越し適時打を放ちガッツポーズする
8回2死三塁、日大三・日置(右)が勝ち越し適時打を放ちガッツポーズする

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第14日 ▽準々決勝 日大三3―2下関国際(18日・甲子園)

 日大三(西東京)は8回、日置航主将(3年)の決勝打で逆転勝ち。優勝した11年以来の4強入りで、関東勢最後のとりでを守った。

 執念の一打だ。一塁に到達した日大三・日置は、右拳を握ってほえた。2点を追う8回。3連打で追いつき、なおも2死三塁。一塁手のミットをはじく決勝打を放った。「何とか点数を取り返す気持ちで打席に入った。ミットをはじいてくれ―と思った。抜けてくれてよかった」。全国制覇を達成した2011年以来、7年ぶりの4強へ導いた。

 強烈な逆方向への打球は、自慢の下半身のたまものだ。スクワットの測定値260キロは、高校生を対象にしたスポーツテストで全国NO1。「下半身の強さには自信がある。ベンチから(小倉全由)監督に『どっしり構えろ!』と言われて、重心を下げた」。3球目の外角高めのスライダーを、完璧にはじき返した。

 7回2死まで無安打。救世主となったのは、マルチプレーヤーの高木翔己だ。2点を追う8回無死二、三塁から代打で登場。7回までは三塁コーチを務めていたが「次の回、代打でお前だよ」と指揮官に告げられ「ここで打ったらカッコイイな」と闘志を燃やした。3者連続の初球攻撃で直球をとらえ、同点の中前2点打。投・外・代走もこなすスーパーサブが流れを引き寄せ、主将のV打を生んだ。

 01、11年に優勝したような強力打線ではない。準決勝は金足農・吉田と激突する。3番としてチームを引っ張る主将は力を込めた。「自分たちは弱いんだということを理解して、練習してきた。自分たちらしい野球をして、次はバッター陣が打って決勝にいきたい」(大谷 翔太)

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