金足農・サムライ吉田の“遊び心”と“覚悟”グラブの「シャキーン」

金足農・吉田のグラブには「シャキーン」と書かれていた
金足農・吉田のグラブには「シャキーン」と書かれていた
金足農のプロ注目右腕・吉田輝星はマウンド上でポーズを決める
金足農のプロ注目右腕・吉田輝星はマウンド上でポーズを決める

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第10日 ▽2回戦 金足農6―3大垣日大(14日・甲子園)

 金足農(秋田)の150キロ右腕・吉田輝星(こうせい・3年)は、大垣日大(岐阜)戦に先発し、最速149キロを計測した直球を軸に4者連続を含む13奪三振で3失点完投勝ち。チームが8強入りした95年以来、23年ぶりの16強に導いた。

 高校日本代表第1次候補にも選ばれている吉田は、中身も“サムライ”だ。今大会から使用するグラブの手を入れる部分には「シャキーン」の5文字を刺しゅうした。「侍が刀を抜く音です。ゲームの音が好きで」。中堅手の大友朝陽(あさひ)とは試合前と最終回の守備に入る前の2度、刀を抜くポーズを決めるルーチンを今春の試合から続けている。「遊び心」を忘れず、リラックスすることを心掛けて相手に挑んでいる。

 もちろん、勝負へのこだわりも記している。昨夏から使用している試合用の帽子のツバには「覚悟」の2文字が力強く書かれている。1年夏、県大会3回戦・能代工戦で8回に決勝打を打たれ、5―6で敗れた悔しさを忘れないためだ。「仲間や応援してくれる皆さんのすべての期待。そういうすべてを背負っていく気持ちで臨んでいる」と吉田。強い気持ちがあるからこそ、最後まで攻め抜く投球が大舞台でもできている。(東北支局・遠藤 洋之)

金足農・吉田のグラブには「シャキーン」と書かれていた
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