花咲徳栄・野村、連覇届かず涙 2戦連発も4回途中7失点

横浜に敗れ、涙ながらに甲子園の土を集める花咲徳栄・野村(カメラ・渡辺 了文)
横浜に敗れ、涙ながらに甲子園の土を集める花咲徳栄・野村(カメラ・渡辺 了文)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第10日 ▽2回戦 横浜8―6花咲徳栄(14日・甲子園)

 土にまみれた野村の頬に、一筋の涙がつたった。“エースで4番”として臨んだ2回目の夏。強打の横浜相手に3回0/3を7安打3四死球7失点(自責5)。エースの役割を果たせなかった。「横浜打線は強かった。仲間が泣いているのを見て、本当に終わったんだなと思いました」。史上7校目の連覇には、届かなかった。

 強力打線につかまった。1―1で迎えた4回、横浜の5番・内海貴斗が左中間への二塁打。そこから自身の送球エラーと死球を含め7者連続出塁を許し、6失点。この回、1死も取れずにマウンドを降りた。「自分のエラーで流れが変わってしまった。落ち着けなかった」と唇をかんだ。

 4番としての意地は見せた。7点を追う6回無死一塁。左越えに、2戦連続となる高校通算58号となる2ランを放った。甲子園通算4発は歴代9位タイ。主砲の一発で、チームを鼓舞した。9回には1死満塁の好機。詰まった投ゴロでも、気迫のヘッドスライディングで1点をもぎ取った。逆転はならなかったが、打席での存在感を示した。

 次はプロとして、甲子園に帰ってくる。野村は、試合後にプロ志望の明言はせず。しかし、「最終的な目標はプロ。日本を代表するような選手になって、もう一回甲子園でホームランを打ちたいです」と次のステージでの目標を明らかにした。エースで4番としてチームを2年連続の聖地に導いた男が、一回り成長した姿で、甲子園に帰ってくる。

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