花咲徳栄1年・井上が逆転V打 岩井監督「不思議な集中力を持っている」

8回2死一、二塁、右翼線に逆転の2点二塁打を放ち、ガッツポーズする花咲徳栄・井上
8回2死一、二塁、右翼線に逆転の2点二塁打を放ち、ガッツポーズする花咲徳栄・井上

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第4日 ▽1回戦 花咲徳栄8―5鳴門(8日・甲子園)

 史上7校目の連覇を狙う花咲徳栄(北埼玉)は逆転勝ちで初戦を突破した。

 スーパールーキーの痛烈な打球が、甲子園の空気を一変させた。1点差とした直後の8回2死一、二塁。井上朋也は、甘く入ったスライダーを、逆らわずに逆方向の右翼線へ運んだ。逆転の2点二塁打だ。「野村さん(先発の野村佑希)が苦しんでいたので、助けたい気持ちだった」。昨夏甲子園をスタンド観戦していた右の大砲が、初の大舞台で躍動した。

 強心臓ぶりを発揮した。初打席の2回2死から中堅へ二塁打。4回にも中前安打を放ち、3安打2打点をマーク。岩井隆監督(48)は「不思議な集中力を持っている」と評価。チームは8、9回の2イニングで一挙6得点し、昨夏王者の底力を見せつけた。

 180センチ、84キロ。奈良・生駒ボーイズでは日本代表として世界一を経験。今春の埼玉県大会で2本塁打し、関東大会でも右翼席へたたき込んだ。この日も試合前に「ホームラン7本打ってきます」と冗談を言えるほど、プレッシャーとは無縁だった。

 史上7校目の夏の甲子園連覇へ向け、ピンチを乗り越え逆転発進。北埼玉大会では打率3割3分3厘と不本意な成績に終わっていただけに「甲子園では貢献したい」と気合を入れ直した。(青柳 明)

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