星稜・奥川恭伸、目標は「無失点」と「150キロ」さあ開幕戦登場

開幕戦へ向けてリラックスした表情で練習する星稜のエース・奥川
開幕戦へ向けてリラックスした表情で練習する星稜のエース・奥川

 第100回全国高校野球選手権記念大会が5日、甲子園で開幕する。OBの松井秀喜氏(44)が始球式を行う開幕戦に登場する星稜(石川)は4日、開会式リハーサルに参加後、兵庫・西宮市内で約2時間の最終調整。U―18日本代表候補の147キロ右腕・奥川恭伸(2年)は、開幕戦勝利とともに「無失点」と「150キロ」を目標に掲げた。

 星稜の2年生エース・奥川が、笑顔で開幕戦前最後の練習を締めくくった。打撃練習後にブルペンに入り、カーブ、スライダー、チェンジアップなど変化球を中心に14球。「緊張してきたが、緊張を力に変えていいパフォーマンスを出したい。体は少し重いが、アドレナリンが出て何とかなると思う」と頬を緩めた。

 センバツから一回り成長した姿を見せる。センバツでは3試合で16回を投げ、防御率1・63の成績を残した。夏の石川大会では決勝で3安打完封するなど、3試合で15回無失点に抑え、自己最速に並ぶ147キロも連発。「チームが勝つために、頑張って無失点に抑えたい。150キロを狙える場面があれば狙っていきたい」と目標を掲げた。

 打撃でもみせる。センバツでは3回戦の近江(滋賀)戦で10回にサヨナラの左越え二塁打を放つなど8打数4安打6打点と大活躍。「いつも打てないのに、甲子園ではなぜか打てる。いいイメージしかない」と絶対的な自信がある。この日の打撃練習では、松井氏と三遊間を組んで3度甲子園に出場した林和成監督(43)が、親戚でもある右腕・河村俊平(3年)から「20代以来」という特大の左越え本塁打を披露。奥川も「あそこまで飛ぶとは思わなかった。すごかった」と指揮官の“お手本”に刺激を受けた。

 「夏は果たしてどんな景色が見えるのかも含めて、楽しみです」。センバツ以来4か月ぶりに戻って来た甲子園で、勝利の笑顔を輝かせる。(勝田 成紀)

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