5人組バンド「BUCK―TICK」が26日、東京・東京国際フォーラムAでデビュー30周年を締めくくる全国ツアーの最終公演を行った。
同所でのライブは初めて。最新アルバム「No.0」から収録曲全12曲に加え、最新シングル「Moon さよならを教えて」など、ダブルアンコールを含む21曲で力強いパフォーマンスを展開。「IGNITER」では、火柱の上がるド派手な演出で5000人を熱狂させた。
ラストの楽曲「Solaris」の前だった。スポットライトを浴びたボーカルの櫻井敦司(52)は「今夜もお付き合い、ありがとうございます。長いツアー、スタッフに感謝です。何よりすごい温かい拍手、素晴らしい歓声で迎えてくれたファンの皆様、ありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。10月から全国ライブハウスツアーを控え、「もう(メジャーデビューから)31周年に突入です。また、秋にお会いしましょう」と話した。
9月21日のデビュー記念日に、昨年9月の野外ライブの模様を収録したブルーレイ&DVD「THE PARADE ~30th anniversary~」を発売する。