【北大阪】大阪桐蔭・藤原、逆風切り裂く満弾!19安打18点爆勝

3回無死満塁、大阪桐蔭・藤原が右越えに満塁本塁打を放つ(カメラ・義村 治子)
3回無死満塁、大阪桐蔭・藤原が右越えに満塁本塁打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆第100回全国高校野球選手権記念北大阪大会 ▽3回戦 大阪桐蔭18―0常翔啓光学園=5回コールド=(シティ信金)

 ハンパない打球が右翼に突き刺さった。10―0の3回無死満塁、大阪桐蔭の藤原が弾丸ライナーでグランドスラムを放った。「逆風だったので『行くかな?』と思ったけど、いい角度で上がってくれた」。6球続いた変化球を4番が仕留めた。

 公式戦初という満塁弾の高校通算28号を含めて2安打6打点。プロ5球団が視察し、4人態勢の巨人・岡崎スカウト部長は「走攻守がそろっている。間違いなく(ドラフト)上位に入る」と絶賛した。阪神の和田テクニカルアドバイザーも「高校生では抜けている。西武の秋山みたい」とシーズン最多安打記録保持者になぞらえた。

 南・北大阪大会はこの日から5回に加えて3、7回も給水タイムを設けた。それほどの酷暑にも、大阪桐蔭は対策を講じていた。5月中旬から約1か月半、グラウンドコートや長袖のTシャツ、さらにはマスクまで着けて練習した。「みんな倒れそうになった」。藤原が苦笑して振り返るトレーニングも生きて、19安打18得点と打ちまくった。

 昨年は春夏甲子園の全試合で1番を打った藤原。U―18W杯でもリードオフマンだった。だが、右膝痛で走塁に不安があった今春センバツで4番に入り、故障が癒えた後も主に4番に座る。「どっしり待って、というのができるので、4番の方が打ちやすい」と板に付いてきた。

 昨年夏は甲子園3回戦で仙台育英に敗れた。この日は、当時の主将で慶大の福井章吾らOBが駆けつけた。「春夏連覇してくれ!」と激励を受けている。春夏連覇に向かって頼りになるのは、4番・藤原のバットだ。(伊井 亮一)

 ◆藤原 恭大(ふじわら・きょうた)2000年5月6日、大阪・豊中市生まれ。18歳。原田小1年から「園和北フレンズ」で野球を始める。豊中第五中ではボーイズリーグの「枚方ボーイズ」に所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル走は5秒7。家族は両親と兄。181センチ、78キロ。左投左打。

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