【巨人】坂本勇&長野、426日ぶり“サカチョー”アベック弾で3連勝

スポーツ報知
4回1死一塁、左越え2ランを放ちナインに迎えられる坂本勇(右は宇佐見=カメラ・中島 傑)

◆ヤクルト3―6巨人(10日・神宮)

 長野は照れくさそうに頭をかいた。「感触? 風に助けられました」。0―0の2回1死。ブキャナンの外角145キロをバットの先で捉えると、大きな飛球は空中でひと伸びし、ぎりぎりで右翼フェンスを越えた。4日のDeNA戦(東京D)以来、6試合ぶりとなる7号ソロ。今季の巨人戦で防御率1・20と抜群の安定感を誇っていた右腕から、一振りで先取点を奪った。

 前夜は静岡でヤクルト戦に臨んだ。9回の守備。長野は、山田哲が放った右前へのライナーにスライディングキャッチを試みるも後逸し、三塁打を許した。この一打でサイクル安打を献上。3時間33分の激闘を制したが、長野にとっては屈辱の1プレーだった。チームは試合後、そのままバスで帰京。日付が変わった午前2時頃に都内に到着というハード日程の中、一夜明けて先制V弾で名誉挽回した。

 負けじと坂本勇のバットも火を噴いた。3点リードの4回1死一塁から直球を振り抜き、左越えに13号2ラン。3回と8回には内野安打を放ち、今季10度目の猛打賞。「(本塁打は)低めの球をしっかり捉えられました。手応えも良かったし、いい角度で上がってくれた」。12年シーズンには2人そろって最多安打を獲得した“サカチョーコンビ”。アベック弾は、昨年5月10日の阪神戦(東京D)以来実に426日ぶりだった。

 両輪としてチームを引っ張っている。バットだけではない。連敗中など、主将の坂本勇がナインの士気をどう上げるか苦悩している時には、長野が「(ミーティングで)みんなに集まってもらおうか?」と、さりげなくサポートしてくれるという。8日の広島戦(東京D)、9日のヤクルト戦は、岡本&吉川尚の新世代コンビのバットで連勝したが、その若い力をさらに生かしていくためには、土台を支えるベテランの活躍が欠かせない。サカチョーコンビが光れば、チームも輝くに決まっている。(尾形 圭亮)

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