【南北海道】春王者の札幌第一「ドカベン」村田が同点打 好守の活躍で逆転発進

4回1死一、二塁、マウンドの野島(右)に声を掛ける札幌第一・村田
4回1死一、二塁、マウンドの野島(右)に声を掛ける札幌第一・村田

◆全国高校野球選手権 南北海道大会札幌地区 ▽Fブロック2回戦 札幌第一5-3とわの森三愛(28日・札幌円山ほか)

 南北海道大会小樽地区が開幕し8地区22試合が行われ、昨秋と今春の全道王者がそろって逆転発進した。札幌地区では、今春の全道王者・札幌第一が5―3でとわの森三愛に逆転勝ち。野球漫画「ドカベン」シリーズが28日に最終回を迎えた中、178センチ、93キロの村田凜捕手(2年)が攻守で輝いた。

 巨体を揺らし、勝利に奔走した。2点を追う7回だ。1死二、三塁から、札幌第一の村田が内角直球を振り抜いた。鋭い打球が右翼線に抜け、同点の2点適時二塁打。「決めてやろうという気持ちだった。うまく打てた」。3安打2打点と打ちまくれば、捕手としても2投手を好リード。冷や汗発進となった春の全道王者の中で、2年生の大型捕手がひときわ存在感を放った。

 もともと本職は一塁手だが、菊池雄人監督(46)が「体がでかいのと、中心選手に育ってほしかった」という期待を込め、昨秋から捕手に転向した。178センチ、93キロの恵まれた体格を持ち「(守備より)バッティングの方が自信がある」と笑うが、「ボール球を有効活用して、中盤以降は思う通りの配球ができた。(捕手は)楽しい」と、今はチームに欠かせない扇の要だ。

 この日は、人気野球漫画「ドカベン」が最終回を迎え46年の歴史に幕を閉じた。ドカベンと言えば、捕手で強打が売りの主人公・山田太郎で知られる。同じ右投左打でプレースタイルが重なる背番号2は「油断しないように。配球も打撃も伸ばして、勝ち続けたい」と頼もしい。目指すは、6年ぶり夏の甲子園。漫画が終わっても、“実写版”はこれからだ。(宮崎 亮太)

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