PK蹴り直し問題は「誤審×適用ミス」“ケンケンキック”は正しいキック…審判委員会発表

 日本サッカー協会は12日、6日の天皇杯2回戦名古屋(J1)―奈良クラブ(JFL)戦(パロ瑞穂)における審判員の適用ミスでPK戦のやり直しが決定した問題で、臨時の審判委員会を開いた。

 問題となった奈良クラブ4人目の選手の「キック前に軸足を数歩動かす動き」について、取材陣に対応した小川佳実審判委員長は「彼は正しいキックであったと最終見解を出した。あれは助走の一部。助走中は何をしても構わないところをフェイントとして判断してしまった」と“誤審”があったことを説明した。

 しかしこの“誤審”はPK戦やり直しにはつながらない。本来は当該選手に警告を出してキックを失敗扱いとし「名古屋4―2奈良クラブ」で試合終了とするべきだったが、主審は蹴り直しを指示。これが「適用ミス」となり、PK戦やり直しの判断につながったという。奈良クラブの選手のキックは正当なものだったが、審判団は不正なものだと「誤審」。その後、蹴り直しという「適用ミス」を犯したことが、「明らかな競技規則の適用ミス」と判断された。

 小川審判委員長は審判団への処分を発表。主審は3か月、副審は2か月の審判活動停止となり、第4審は地域サッカー協会の派遣審判だったため、地域サッカー協会管轄の処分が後日通知される。

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