【楽天】田中、ノーステップの「大谷打法」で2試合連発

8回2死三塁、田中が左越え2点本塁打を放つ(カメラ・岩下 翔太)
8回2死三塁、田中が左越え2点本塁打を放つ(カメラ・岩下 翔太)

◆ソフトバンク4―8楽天(27日・福岡ヤフオクドーム)

 楽天・田中和基外野手(23)が、「大谷打法」で、3点リードの8回に、2試合連続となる2号2ランを放った。

 8回2死二塁から、プロ初登板だった195センチの長身右腕・椎野の高めに浮いた初球、133キロフォークを左翼席に運んだ。プロ初の猛打賞となるこの日3安打目が、ダメ押しとなる一発となり「元々ライトに打つのが得意ではないので、アウトコースの甘い球は強くレフトに打ちたいと思っているので、結果に出てくれてよかった」とうなずいた。

 開幕1軍をつかんだ2年目の田中だったが、4打数4三振で守備でもミスが出て、たった5試合で2軍に降格。ファームでも5月2日終了時点で打率1割2分5厘と極度の不振に陥った。そこで手をさしのべてくれたのが池山2軍監督の一言だった。「タイミングの取り方がバラバラだから、ノーステップにしてみれば。大谷を見てみろ、ノーステップにして打ってるじゃないか」。すぐにノーステップ打法に取り組んだ。

 メジャーの投手のボールに苦戦しながら、3月末に大谷(エンゼルス)もノーステップに改良して、シーズン開幕から結果を残した。同じ1994年生まれのスターを手本に「意識したわけではないけど、その(池山監督の)一言でノーステップでもいいかなと思ってやってみた」。初めて試合で試した4日のイースタン・西武戦(西武第二)ではいきなり3打数3安打。その後も先発した7試合中6試合でヒットを放つなど手応えをつかんで、1軍に戻った。

 福岡出身で元々はダイエー、ソフトバンクのファンだったという田中は、地元・ヤフオクDでの2戦連発に「純粋にうれしい。友達もたくさん来ているので。ほぼホークスファンの友達なので。この3日間だけは僕のことを応援してくれたと思う」とうれしそうに笑った。

 島内、オコエがケガで離脱する中で、結果を残す23歳に梨田監督も「元々能力的には高くてパンチ力もある。ただ確率が低かったけど、ノーステップにしてから相当確率が高くなった。(出場機会は)絶対増える。スイッチ(ヒッター)なので、スイッチが入った感じ」とたたえていた。

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