俳優のディーン・フジオカ(37)が23日、東京・有楽町の外国特派員協会で行われた主演映画「海を駆ける」(26日公開、深田晃司監督)の試写会イベントに出席した。
インドネシアを舞台に、海岸で発見された男の周囲で奇妙な出来事が次々と起こるファンタジー作品。妻がインドネシア人で、現在も妻、双子の長男・長女(4歳)がジャカルタ在住のため“単身赴任”で仕事をしているフジオカは「映画に出演した動機は、やはり家族と離れ離れで暮らしているので、子供たちが成長した時、父親はこういう仕事をしていたと誇りに思ってもらえるように、という思いがありました」とパパの横顔をチラリ。
2016年の「淵に立つ」でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田監督とのタッグで、奇妙な主人公を演じ「植物のようなエイリアンのような存在です。本来、姿勢はいいのですが、猫背を意識して演じました」と語っていた。