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【ヴィクトリアM】「勝負師」横山典が「ヤンキー娘」ミスパンテールを頂点へ導く!

能力は確かなパートナーを横山典がいかにエスコートするか
能力は確かなパートナーを横山典がいかにエスコートするか

◆第13回ヴィクトリアマイル・G1(5月13日・芝1600メートル、東京競馬場)

 第13回ヴィクトリアマイル・G1(13日、東京)で主役を張る一頭が4連勝中のミスパンテール。主戦となって重賞3連勝に導いている横山典弘騎手(50)=美浦・フリー=は、気性の荒さから「ヤンキー娘」と評する4歳牝馬を、自在な手綱さばきと強い意志の力で頂点へと連れていく。

 ―ミスパンテールは昨年10月の1600万から4連勝中。横山典騎手は3走前からコンビを組み、重賞を3連勝中です。

 「能力は成績を見れば分かるだろう。3連勝だけでなく新馬も勝っているし、2戦目(チューリップ賞)でいきなり重賞で2着に来ていた。僕が気になるのはテンション。G1だし、そこだけ」

 ―精神面が課題ですね。

 「当日のテンションがもう少し落ち着いてくれれば、というのが僕の願い。なぜかと言うと僕が大変だから(笑い)。おとなしい馬と比べたら3、4頭分くらいのエネルギーを使う。返し馬から気を使うし。おとなしくなったら走らなくなる馬も多いから、ほんとに紙一重だよね。それにしても、ちょっと元気が良過ぎるな。ヤンキー娘みたいだよ。さすが『ミスパンテール』(女豹=めひょう)って名前だけあるな(笑い)」

 ―気性は成長とともに良くなりますか?

 「(人間は)いつまでもヤンキーやってないだろ? 年を取れば丸くなる。そんな状態でも勝つんだから大したもんだ。それはアエロリット(同じヴィクトリアマイルに出走)にも言えること。あれもだいぶ丸くなった。おとなしくて走る馬…ブエナビスタみたいな馬はなかなかいないよ。あれは本当におとなしかった。無駄な能力を使わない。だから、楽勝もしなかった」

 ―ブエナビスタは10年のヴィクトリアマイルで勝利に導きました。

 「あの馬は別格だな。比べるとミスパンテールは、テンションがワーッとなるところがある。レースに嫌なイメージがあるからそうなっているのかもしれない。だからなるべく穏やかに、雑に扱わない。どの馬に対してもそうだけど『走ってもらってるってありがたいな』と思いながら接すると、いいことがあるのかな」

 ―ミスパンテールの重賞3連勝は全て異なるレース運び【注】。自在な手綱さばきと大一番での強さは、横山典騎手の持ち味であるように感じます。

 「勝つためにはリスクを背負った乗り方がある。弱点を補うにはそれをしなくちゃいけない。一方で、やった時には違うリスクも出てくる。でも、それをやる勇気が必要なんだ。ケツから行くのもそうだし、ゴールドシップのまくりもそう。『この馬にはこの乗り方が合っている』という、その強い意志が大切なんだ」(聞き手・石野 静香)

 【注】昨年12月16日のターコイズSはゴール寸前で一瞬の脚を使い突き抜け。今年2月17日の京都牝馬Sは、外に出した直線でじわじわ伸びて差し切り。4月7日の阪神牝馬Sはハナを奪って超スローペースに持ち込み、逃げ切った。

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