【中日】藤嶋、1回無失点デビュー「甲子園より圧倒的に緊張」モノマネも絶好調

9回からプロ初のマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた2年目の藤嶋
9回からプロ初のマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた2年目の藤嶋

◆中日1―6DeNA(28日・ナゴヤドーム)

 中日の2年目右腕・藤嶋健人投手(19)がプロデビューを果たし、1イニングを無安打無失点に抑えた。

 初めて1軍登録された19歳は、5点ビハインドの9回に本拠地のマウンドへ。嶺井を中飛、神里を見逃し三振に封じると、続く倉本は決め球のスプリットで一ゴロ(モヤの失策)に仕留めた。仕切り直しの2死一塁でも、桑原をやはりスプリットで三ゴロに封じてマウンドを降り「ホッとしました。角度のある球を投げられた。今までやってきたことを出せました」と胸を張った。

 1軍昇格は26日夕方に小笠原道大2軍監督(44)から告げられた。明るいキャラの藤嶋は27日の練習後、「全然予想してなかったんですが、小笠原監督に『よそいきで行くなよ』と言われました」と、ガッツ指揮官のモノマネを交えて報道陣を笑わせた。

 2016年ドラフト5位で愛知・東邦高から入団。同年夏の甲子園では、作新学院・今井(現西武)、花咲徳栄・高橋昂(現広島)、履正社・寺島(現ヤクルト)、横浜・藤平(現楽天)の「高校BIG4」に次ぐ「第5の男」とされ、マスコミからは「バンビ2世」、チームメートからは「ふじっしー」のニックネームで、エース兼主砲として母校を16強に導いた。1回戦(対北陸)では、単打が出ればサイクル安打という場面で二塁打を放つ“サイクル超え”の4長打を記録した。DeNA・京山(近江)、広島・アドゥワ(松山聖陵)ら、同世代はプロ入りした好投手が多い“当たり年”。

 藤嶋は「緊張して周りの音も聞こえなかったんですが、(ファンの)『頑張れ』の声がうれしかったです。甲子園より圧倒的に緊張しました」と笑顔。森繁和監督(63)も「次は2、3イニングだったり、大事なところで投げさせたり、先発させることもある」と、3連敗の竜から飛び出した光明に目を細めていた。

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