【ソフトバンク】守備・走塁面を数値化の分析システム導入「ライブリッツ社」と契約

 ソフトバンクが“IT野球”を進化させる。27日、スポーツのデータを分析する「ライブリッツ社」(本社・東京)が開発した「野球選手トラッキングシステム」を今シーズン中にチーム戦略に活用すると発表した。球界初の同システムの導入で、これまであまり分析の進んでいなかった守備、走塁面も科学的に数値化し、選手育成などに役立てる。

 ヤフオクDや2軍本拠地のタマスタ筑後に設置した高解像度カメラで選手の動作を撮影。データ化し、AI(独自の機械学習機能)を利用し分析する。守備範囲、打球への反応速度などを指標化する。

 球団担当者は、柳田の守備を例に挙げ「一度下がってから前に出ることがあるが(そのロスを)数値として出せば本人も意識できる」と技術向上への利点を強調した。別の関係者も「『守備や走塁で一歩目が遅れた』や『フライの落下点まで速い』など、これまで主観も入っていた部分を数値化することで分かりやすくなる」と明かす。また、守備シフトの構築や走塁技術の向上なども期待できるという。

 ソフトバンクをはじめ、日本の11球団(広島を除く)は、高性能弾道測定器「トラックマン」で打球の角度、投球の回転数などを測定している。ソフトバンクの新たな試みは、走守面にも注目し、集積したデータをより効果的に分析するものだ。(戸田 和彦)

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