【広島】丸&田中が衣笠さん“鉄人魂”を受け継ぐ「試合に出続けることはこだわり」

◆DeNA5―11広島(25日・横浜)

 “鉄人魂”を受け継ぐ赤ヘル軍団が、今季最多16安打11得点の猛攻で連勝を飾った。

 2015年4月から448試合連続フルイニング出場の田中が、2安打1打点3得点と貢献した。初回にリーグトップに並ぶ今季4個目の死球で出塁すると、松山の適時二塁打で先取点となるホームを踏んだ。4回1死一、二塁では右前適時打でダメ押し。「自分は何もしてない」と謙遜したが、不動のリードオフマンが打線を引っ張った。

 17日のヤクルト戦(呉)で右手に死球を受け、記録継続に暗雲が立ちこめた。だが、翌日も「ちょっと痛みはあるけど大丈夫」と平然とグラウンドに立った。死球は昨季もリーグ最多タイの15。衣笠氏もプロ野球歴代3位の161死球を浴びるなかで、2215試合連続出場という大記録を打ち立てた。田中は「偉大な方。少しでも近づけるように頑張りたい」と試合に出続けた大先輩の背中を追う。

 698試合連続出場の丸も2四球などでチャンスメイク。「試合に出続けることはこだわり。モチベーションにもなる」と衣笠氏らが築いたカープの伝統を継承している。

 チームは今季10度目の逆転勝ちを飾り、昨季、唯一負け越したDeNAに敵地で勝ち越した。3、4月の勝ち越しも決定。少々のケガでは休まない。そんなメンバーがそろっているから、広島は強い。(種村 亮)

 ◆広島ナインの連続出場

 丸は2013年5月20日のロッテ戦(QVCマリン)から698試合連続出場中で、現在も続く記録としては阪神・鳥谷に次ぐ2位。田中は15年4月1日のDeNA戦(横浜)から、448試合連続フルイニング出場中。継続中の記録としては西武・秋山に次ぐ2位で、セでは最長となる。今季は2人のほか、菊池と安部も開幕から全23試合に出場している。

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