石川遼、最終日は6バーディー、1ボギーの66でホールアウト

サインに応じる石川遼
サインに応じる石川遼

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(22日、大阪・茨木CC西C=7343ヤード、パー71)

 アジアンツアーとの共同主管大会は夏日の陽気の中、第1組スタートの石川遼選手会長(26)=カシオ=が通算イーブンパーの59位で出て6バーディー、1ボギーの66で回り、通算5アンダーでホールアウトした。アマチュアの白石大和(21)=大阪学院大3年=と2サムでのラウンド。ワンウェーのため、早朝7時30分スタートにもかかわらず、10年ぶりの大阪開催大会出場ということもあり、大ギャラリーを引き連れて歩いた。

 71、66、76、66の4日間で5アンダーでホールアウト時点で暫定22位。石川は「悔しい4日間になりました。初日と第3日がやっぱり。今週はグリーンが全く読めていなかった。最後まで自信を持って打つことができなかった。今日も序盤3つ、4つ外してしまって。8アンダーとかでは回れたかなと思う」と、日ごとにスコアが大きく揺れ動いた大会を総括した。

 今大会は紺色のビブスを着て、1~9番のロープ内を歩いて観戦可能な「インサイドロープツアー」を初日から開催中。各組4人の定員は先着順で、この日の石川組の“プレミアチケット”を得た男性ファンは、午前4時30分から並んだという。6時30分の開門以降、ホールを追うごとにギャラリーは増え続けた。

 18番グリーンからクラブハウスまでは人、人、人。石川は可能な限り、丁寧にサインや握手をして歩いた。「18番をあがって、(人混みで)もみくちゃになっている感じが、すごい懐かしい感じがしましたね(笑い)。期待も、応援もして頂いているんだな、と実感が感じられるのはスポーツ選手としては、これ以上ない幸せ。貴重なお休みに朝早くから来て頂いて、ピンフラッグもたくさん買って頂いて、すごくうれしいですね」と笑顔で感謝していた。

 ツアー史上最年少の選手会長は、プレーでも大阪のファンを朝から熱狂させた。今大会難易度が2番目に高い514ヤードの7番パー4では、スーパーショットを連発した。前日は右へOBとしてダブルボギーも、この日は鋭いスイングで右のせり出した松を越える約300ヤードのビッグドライブ。残り220ヤードから4アイアンでの第2打は、傾斜を使ってピン右1メートルへピタリ。「ナイスバーディーッ!」の大喝采を浴びると、石川は続く8番ティーに向けて歩きながら、ギャラリーと両手を広げて、ハイタッチして歩くサービスも見せてファンを喜ばせた。

 542ヤードの最終18番パー5は、右バンカーのあご近くから迷い無く4アイアンを振り抜き、ピン右15メートルへ2オン。積極果敢な2パットのバーディーで締めで、待ち構えた大勢のギャラリーを魅了した。ホールアウト後も約1時間、詰めかけたギャラリーにサインする旺盛なサービス精神も見せて、10年ぶりの大阪での“遼狂騒曲”を締めくくった。

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