ナウシカ役の声優・島本須美、高畑勲監督の思い出に涙

高畑勲監督
高畑勲監督

 ジブリ作品で使われた名曲の数々をオーケストラで演奏するコンサート「ジブリの思い出がいっぱい」が7日、東京・府中の森芸術劇場で行われ、特別ゲストで登場した声優・島本須美が涙ながらに5日に亡くなった高畑勲監督との思い出を語った。

 島本は「風の谷のナウシカ」のナウシカ役、「となりのトトロ」のサツキとメイの母親役、「もののけ姫」のトキ役など、数々のジブリ作品に出演。この日はナビゲーターを務めたが、オープニングから一切触れることなく進行していた。ところが終演間近、高畑氏が監督、脚本を務めた「おもひでぽろぽろ」の主題歌で同氏が訳詞も書いた「愛は花、君はその種子」を紹介する際、急に神妙な顔となり「一昨日、高畑さんが亡くなったことを昨日知りました」と切り出した。

 島本は高畑監督のテレビアニメ「赤毛のアン」のオーディションに参加。最終選考で落選したが、この時の制作スタッフだった宮崎駿氏が彼女の声に感銘を受け、同氏の監督作品「ルパン三世 カリオストロの城」のヒロイン・クラリス役を務めることに。その後は高畑、宮崎両氏が設立したスタジオジブリの作品に欠かせない声優となった。舞台挨拶などでよく一緒だった高畑氏のことを「いつもニコニコとして、すごくやさしそうで穏やかな人でした」と話し、「愛は花-」を「心をこめてお届けします」と目を潤ませ、涙声で紹介。オーケストラ、歌い手が披露している間、ステージで同氏への思いをめぐらせているかのように聴き入っていた。

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