【ソフトバンク】川崎宗則が引退へ 自律神経の病気で「野球から距離をおいてみようと…」

ソフトバンク・川崎宗則
ソフトバンク・川崎宗則

 ソフトバンクは26日、契約未更改だった川崎宗則内野手(36)の退団を発表した。任意引退ではなく、他球団へ移籍も可能な自由契約となるが、健康面や年齢的にも、このまま引退の可能性が極めて高い。

 昨年、6年ぶりに米球界から古巣に復帰。しかし、7月末に両足のアキレスけんを痛めるなど、故障が相次いだ。一時入院するなど体調も崩し、優勝パレードなど球団行事は欠席。宮崎春季キャンプも不参加だった。功労者でもある川崎に対し、球団は今季も契約更改を望み、開幕直前まで交渉を続けたが、心身両面で復帰のメドが立たなかった。

 川崎は球団を通じ「昨年の夏場以降からリハビリを続けてきましたが、同時に自律神経の病気にもなり体を動かすのを拒絶するようになってしまいました。このような状態で野球を続けるのは、今の自分には考えられません。ホークス球団と協議して自由契約という形で、野球から距離をおいてみようと決断しました」とコメント。現時点で本人の会見は予定されていない。

 2004年に最多安打と盗塁王のタイトルを獲得。11年オフに海外FA権を行使し、12年からマリナーズをはじめ、米国でも5年間プレー。日米通算1526安打をマークした。「昨年、チームの力になってくれた。野球界にはどういう形でも必要だと思っている」と話した工藤監督をはじめ、球団もサポートは続けていく方針。明るい性格で日米で愛された「ムネリン」が、現役生活にひと区切りをつけた。

 ◆川崎 宗則(かわさき・むねのり)1981年6月3日、鹿児島県生まれ。36歳。鹿児島工高から99年ドラフト4位でダイエー(現ソフトバンク)入り。2003年にレギュラーに定着し、06、09年WBC、08年北京五輪に日本代表として出場。12年はマリナーズ、13年からブルージェイズ、16年はカブスでプレーし、17年にソフトバンク復帰。180センチ、75キロ。右投左打。昨季の年俸は9000万円。

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