【広島】薮田、3回途中5四球で自滅 12球団ワーストの与四死球65

4回途中6失点で降板した薮田
4回途中6失点で降板した薮田

◆オープン戦 オリックス12―2広島(20日・ほっともっと神戸)

 広島の“四球病”が悪化の一途だ。先発・薮田は、4回に3者連続四球で1死満塁のピンチを招くと、2死後、山足に押し出し四球。降板を告げた緒方監督は「2試合続けて同じことをやっている。これが現状の力。危機感を持って結果を出さないと。考えるところにきている」と最後通告。次回の2軍戦登板の内容次第ではローテを剥奪する可能性を示唆した。

 通常、試合中に行われる先発投手のインタビューは中止。薮田は試合後に「(制球できなかった?)そうですね。頑張ります」と言葉少なにバスへと乗り込んだ。前回登板の13日の日本ハム戦でも、5回6四死球5失点と大乱調。この日は試合開始からセットポジションで投げるなど修正を試みたが、5四球6失点で“自滅KO”だった。昨季は15勝3敗で勝率第1位のタイトルを獲得。首脳陣は、開幕2カード目の初戦、4月3日のヤクルト戦の先発を想定してきたが、その構想が危うくなった。

 制球難は薮田だけではない。昨季12勝の岡田は17日の楽天戦で4回1/3で5四球で2失点。打球直撃で左下腿(かたい)を打撲したこともあり、開幕ローテ入りが微妙になっている。昨季10勝の大瀬良も18日の楽天戦で5回4四球5失点。昨季の10勝トリオが精彩を欠く。オープン戦でのチーム与四死球は65個で、12球団ワーストだ。

 救援陣も大量失点して、2年連続の負け越しが決定。昨季はシーズンで圧倒的な強さを発揮して連覇を達成したものの、今年は投手陣の不安が拭えない。緒方監督は「もう一度引き締めないといけない」と険しい表情だった。(種村 亮)

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