【センバツ】富山商、沢田に託した!V候補・智弁和歌山に投手力で勝負

気合を入れる富山商・福島幹主将(左、右は智弁和歌山・文元洸成主将)
気合を入れる富山商・福島幹主将(左、右は智弁和歌山・文元洸成主将)

 第90回記念センバツ高校野球大会(23日から13日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が16日、大阪市内で行われた。9年ぶり6度目出場の富山商(富山)は、第3日(25日)第2試合で1994年大会優勝の智弁和歌山(和歌山)との対戦が決まった。

 富山商の初戦は、優勝候補の一角、智弁和歌山に決まった。公式戦で初対戦となる。直感でクジを引いたという福島幹主将(3年)は「『せっかく対戦するなら、有名な学校を引いてこい』と同級生に言われていた。しっかりと食らいつきたい」と意気込めば、前崎秀和監督(40)は「毎年、強打のイメージがある。胸を借りるつもりで挑みたい」と気を引き締めた。

 初戦突破の条件は、エースでプロ注目の140キロ右腕・沢田龍太(3年)が、強打の相手を最少失点に抑えること。智弁和歌山の高嶋仁監督(71)は「富山県の名門校なので、気合入れてやらないとあかん。打ち合いになればと思っている」と打撃戦を希望すれば、前崎監督は「打ち合いに分はない。投手中心のゲームになればありがたい」と、エースを軸に接戦勝負をイメージする。

 勝利へのヒントとなるのが、強打を誇る強豪との試合だ。昨秋は練習試合で東邦(9●11)、北信越大会で日本航空石川(2●7)と対戦し、貴重な経験を積んだ。前崎監督は〈1〉投手はコントロールミスをしない〈2〉失点ゼロはないので取り返すこと〈3〉強豪を相手に遠慮しないことをポイントに掲げ「いい試合ではなく、のるかそるかの勝負。通用しなかったら、それまで」と言い切った。

 4~12日の四国合宿では、140キロの速球を打ち込んできた。「たくさん振って(全国レベルに)近づけた。積極的に打ちたい」と福島主将。攻守でベストを尽くし、強豪撃破を狙う。(中田 康博)

 ◆智弁和歌山 春1度、夏2度甲子園優勝の名門。144キロ右腕のエース平田龍輝(3年)は昨夏の甲子園でも好投。打撃ではプロ注目の左スラッガー林晃汰(3年)が軸。昨秋の公式戦チーム打率は3割7分2厘、9本塁打と強打が持ち味。

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