【札幌】ペトロ監督、3失点完封負けに怒り 先発総入れ替えも公式戦初勝利ならず

甲府に敗れ肩を落とす札幌イレブン
甲府に敗れ肩を落とす札幌イレブン

◆YBCルヴァン杯グループステージ第1節 ▽B組 甲府3―0札幌(7日・山梨中銀スタジアム)

 北海道コンサドーレ札幌はアウェーでJ2の甲府に0―3で敗れ、今季から指揮を執るミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)体制でのJ公式戦初勝利はならなかった。リーグ戦から先発全員を入れ替えた中の完敗に指揮官も「札幌に就任してから最も出来の悪い試合」とバッサリ。リーグ戦での定位置奪取を狙った選手たちは、アピールすることはできなかった。

 試合後の会見でペトロヴィッチ監督からは、静かな口調の中にも“怒り”が感じられた。前半、立て続けに2失点。「ハーフタイムで8人交代できるなら8人交代していた」と後半開始時に3選手を交代。交代枠を使い切り、勝負に出た。しかし、さらに1点を失い、カテゴリーが下の甲府に完敗。「私が札幌に就任してから最も出来の悪い試合だった。もう何点か入っていてもおかしくなかった」と厳しい言葉を並べた。

 開幕から2試合連続同じだったリーグ戦のメンバーから先発11人全員が入れ替わった。リーグ戦では先発平均年齢が24・18歳だったが、この日は31歳ちょうど。11人中8人が30歳超えとなった中、リーグ戦への定位置奪取へイレブンの気合は十分なはずだった。

 ここまでリーグ戦2試合ともベンチ入りしながら出番がなかった日本人エースのFW都倉賢(31)も前半から、積極的にシュートを放っていったが、ゴールは遠い。「こんな試合をやっていたら次のチャンスはない。自分たちを見つめて次への原動力にしなくてはいけない」と猛省した。右膝を負傷した2016年6月4日の千葉戦以来641日ぶりのJ公式戦での先発だったDF稲本潤一(38)と、ボランチでゲームメイクしたMF小野伸二(38)は前半のみでピッチを退いた。

 「きょう戦った選手たちももっとできると思っている」と指揮官は話す一方で、「結果を残した人が生き残っている」とキッパリ。次戦はリーグ戦ホーム開幕となる清水戦。試合後、敵地に駆けつけたサポーターからは、「ここからだぞ!」といった言葉が響いた。新体制J初勝利へチームとして切り替えていくしかない。(古川 浩司)

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