富山商、部員とOBで1週間かけ除雪…グラウンド掘り起こした

スポーツ報知
ブルペンを除雪する富山商の選手たち

 センバツ甲子園(3月23日開幕)に出場する富山商が、やっと“球春”を迎えた。4日に四国遠征に出発する。9年ぶりの聖地に備え、急ピッチで調子を上げていく。

 2月中旬に富山市内は最大84センチの積雪に覆われた。OBらの協力で外野は重機で、内野は部員が手作業で1週間かけて除雪し、グラウンドを掘り出した。先月28日からぬかるみの残るグラウンドでノックを開始。泥まみれになりながら、ボールを追った4番・石橋航太中堅手(新3年)は「何度、雪かきしてもすぐに雪が積もったけど、それがトレーニングになった。外はのびのびとプレー出来ます」と笑顔を見せた。

 実戦練習は大幅に遅れているが、焦りはない。前崎秀和監督(40)は「けが人もなく順調で、やれることをやってきた。個々のフィジカルや技術を高める練習や、量は出来ている」と前向きに捉える。

 筋肥大を目標に掲げ、筋トレと食トレを続けて体重も増加。3番打者の福島幹主将(新3年)は「体重が秋より7キロも増えた。ユニホームも小さくなって、太ももはピチピチです」と苦笑いする。

 4~9日まで徳島県阿南市で合宿を行い、実戦感覚を取り戻しつつ、10~12日の高知合宿では、甲子園経験のある強豪校などと5試合の練習試合を行う予定だ。「まずは昨秋の状況まで感覚を戻すのが最優先。プラスアルファは求めません」と前崎監督。本格的な春に備える。(中田 康博)

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