ジャニーズWEST・小瀧望、ドキドキでメキメキ&トキメキでメキメキ成長中

~vol・15~
~vol・15~

 ジャニーズWESTの小瀧望(21)が初主演に挑戦した映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」(篠原哲雄監督)が、3日に公開される。人気コミックを原作に、黒島結菜(20)とダブル主演を務めた。現在は、先輩のHey!Say!JUMP・山田涼介(24)が主演する日本テレビ系土曜ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(後10時)にも出演中。映画主演、山田との共演は何より待ち望んでいたことだった。立て続けに舞い込んだ夢の実現をきっかけにさらなる飛躍を目指す思いに迫った。

 主演映画の公開を目前に、小瀧の鼓動は激しく高鳴る。今まで経験したことのない感情だ。重圧、不安、期待―。さまざまな思いが交錯する。

 「ドラマもそうだけど、映画主演は、ずっとやりたかったことの一つ。僕的には『もう任せてもらえるんか』って、ちょっと早い感じもしたけど。でも、主演って責任感をじかで感じる。ぶっちゃけた話、興行収入とかランキングとか。本当にドキドキ。ここまでドキドキというのは…。あまり僕が気にすることではないかも分からないけど、やっぱり気になりますね」

 飾らないスタイルが、小瀧の魅力の一つでもある。「プリンシパル」では転校生のヒロインを演じる黒島とダブル主演として臨んだ。

 「責任感はすごくあったけど、主演が決まって撮影に入るまで、時間はかかりましたけど、一俳優として原作ファンの方にも楽しんでもらえるように、しっかり役を務めないとという気持ちに切り替えてからは、必要以上に重く考えることはなかった。あと、ダブル主演ということも、気持ち的に楽だった。何かあったら、しっかりしている黒島さんに任せようかなと思ったりして(笑い)」

 映画は、主演・山下智久(32)と共演した「近キョリ恋愛」(14年)以来だったが、ドラマを含めてジャニーズの先輩がいない現場も初めての経験だった。

 「先輩がいない撮影は初めてに近かったので、今回は誰にも頼ることなくできた感じがしますね。今までは、どこか頼ってしまう部分があった。これは何とかできたのかなと思う」

同世代と共演刺激 黒島と親友役を演じた高杉真宙(21)は同学年だ。また、もう一人の主要キャストの川栄李奈(23)も2歳差。同世代の面々と一つの作品を作り上げた。

 「同世代との共演は、とても意味のあるものになったと思う。(黒島、高杉と)3人が同い年というのが、僕的にはすごく大きかった。川栄さんも含めて、今までは年上の方との共演が多かったと思う。何か新鮮な感じがして楽しかったですね」

 劇中では、学校一の人気者で“俺様系イケメン”の舘林弦という役どころを演じた。原作コミックのキャラクターを忠実に体現するため、先輩の関ジャニ∞・横山裕(36)と同じジムに通い、減量にも取り組んだ。

 「減量は気合でしたね。ジムに行ったら、初日に横山くんもいて『俺と同じメニューをやれ』って。チャリンコこいで、シャドーボクシングやって、サンドバッグやって(スパーリングを)3ラウンドやって。あーきつかった、帰ろうと思ったら。『今から筋トレや』って。先輩、ストイックすぎやろ!って…」

約7キロ減量に成功 食事制限では大好きなラーメン、カレーも断って約7キロの減量に成功した。

 「一番つらかったのは、匂い。特に中華はマーボー豆腐とかエビチリは、もう匂いがそそられるじゃないですか。弁当も半分だけにするって自分で決めて必死に我慢していたけど、パって顔を上げたらメンバーがうまそうにいっぱい食ってるんですよ。みんな、どんどん太ってまえ!って思いながら、頑張りました」

 メンバー7人の中で映画主演は、小瀧が初めてだった。ともに活動するメンバーと一緒に喜びを分かち合った。

 「企画書みたいなのを読みながら楽屋に入った時に『何か決まったん?』って。映画の主演が…っていうと『えー! すげえな!』って。今は宣伝を手伝ってもらったりして、結構いじられるところがありますけど、それも和気あいあいと。温かくて、器が大きいメンバーたちです」

 映画主演も一つの夢だったが、放送中のドラマ「もみ消して冬」に主演する山田との共演も夢だった。小学校の時からアイドル誌で山田を見て、髪形をマネたりしていたほどのファンで、アイドルを志したきっかけとなった存在だ。

 「何ていうか、気を抜くと『すごい! 何で俺、今、山田くんとドラマ一緒にやってんねや? 憧れの人と、こんな近い距離で』みたいなことを考えてしまうので、できるだけ集中しながらやっています」

 共演が決まってメールで報告した時には「そんな硬くなるなよ。砕けていこうぜ、主演を食うつもりでこいよ! まあ食わせないけどな」と返ってきた。

 「ホンマに格好いいというか。ジャニーズってあれこれ教えるんじゃなく、先輩の背中を見て育ったりするところがある。山田くんは、どっしり主演として引っ張っていってくれている感じがあるし、それとは裏腹に、すごい面白い演技もされている。できるだけ負けないようにという思いはありますけど、何とか食らいつこうという感じです」

 ドラマでは山田の突き抜けたコミカルな演技も話題を集めている。

 「だいぶ攻めてますよね。あれだけスーパースターで、絶大な人気を誇るのに、こんなに挑戦的なお芝居をするんやとか。本当に勉強になりますね」

 数々の経験を積み重ねながら、俳優業に感じる魅力は、共演者との掛け合いがはまった時の一瞬だという。アイドルとしてステージ上で感じるものとは、また違った至福を感じている。

 「お互いのセリフの間とか言い方、振り返るタイミングとか。お互い気持ちいいタイミングではまった時は、たとえ長回しの撮影であっても一瞬に感じる。そういうときの充実感というか、やったなとか。それは演技をやっている中での面白さの一つ」

 主演作の中で最も印象に残る撮影には、高杉とのケンカのシーンを挙げた。

 「それぞれ(の共演者と)はまった時はあったけど、特に(主人公の)弦と和央(高杉)がやり合うシーン。徐々にお互いの間に少しずつヒビが入っていく会話。もちろんケンカのシーンだから、テンションは緊迫した感じだったけど、やっていて気持ちよさを感じる撮影でした」

 グループは2019年にデビュー5周年を迎える。個人としても、映画主演という大役を任されるまでに成長したが、冷静に自分たちの今の立ち位置を分析する。

 「最近やっとジャニーズWESTって(ファン以外の)一般の人からも出てくるようになったぐらいで、まだやっぱり『関ジャニの子や』って言われることも多い。もっと個々でもグループの名前を売って、全員が集まった時に、もっとオーラを出していかないと」

 メンバーに映画主演を喜んでもらったように、小瀧も他のメンバーの活躍を願っている。今、7人が目指す場所とは。

 「もうそろそろ、メンバーの誰か、僕でもいいんですけど、ゴールデンのバラエティーに出てくれないかなと。ゴールデンのレギュラーというのはでかい。そこに食い込みたい。(知ってもらう)入り口は(7人の)どこからでもいい。とにかく、今はジャニーズWESTというグループを知ってもらいたい」(ペン・畑中 祐司)

 ◆“同世代”キンプリにエール

 ジャニーズ事務所では、今春に新たな6人組「King&Prince(キング・アンド・プリンス)」のCDデビューが決まった。ジャニーズWEST以来4年ぶりだ。最年長の岸優太(22)は、小瀧の1学年上で新グループのメンバーとほぼ同世代。「僕がそこにいてもおかしくない。でも(6人はすでに)ほぼデビューみたいな感じでしたもんね。でも、ホンマに頑張ってほしい」と後輩グループにエールを送った。

 キンプリは本人たちがジャニー喜多川社長に直訴してデビューをつかんだ。「ちょっと僕たちと似ていますね。僕らもジャニーさんに電波越しでずっと『デビューさせて』って。直接言ったこともありますけど。それでデビューできたところもあると思う」と自身のデビュー当時を振り返った。

 同世代だからこそ切磋琢磨(せっさたくま)できる存在でもある。「僕らも負けられないし、もっと上を見て成長していきたい。僕らも『早くあいつら(―WEST)に追いつかないと』と思ってもらえるようなグループにならないと」と決意を新たにした。

 ◆小瀧 望(こたき・のぞむ)1996年7月30日、大阪府生まれ。21歳。2008年ジャニーズ事務所入所。関西Jr.として活動後、14年にジャニーズWESTとして「ええじゃないか」でCDデビュー。15年に舞台「MORSE―モールス―」で単独初主演。身長184センチ。血液型O。

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