【巨人】1番にふさわしいのは誰? 由伸監督「長野か陽」ダメな場合は吉川尚、田中俊、若林も

巨人・高橋由伸監督
巨人・高橋由伸監督

 巨人・高橋由伸監督(42)が1日、今季の1番打者候補に5選手の名前を挙げた。本命には長野と陽岱鋼を同時指名。「あいつらのどちらかが入った方が相手は嫌だろう」と理想を掲げた。ただし、オープン戦で誰もが認める結果を残すことが条件。アピール不足ならばスタメンから外すことも示唆した。吉川尚や田中俊、評価急上昇中の若林も含めて競わせ、抜てきする考えだ。

 春季キャンプを終えて、見えてきたものがある。由伸監督は「1番は吉川尚、田中俊、若林の中から選ぶ?」と聞かれ、首を大きく横に振った。「楽しみはある。でもそれは、長野か陽がダメだったらだね」と現時点での理想を披露した。

 「あの2人のどちらかが1番に入った方が相手だって嫌だろう。一発もあるし、スピードもある。しっかりやってくれれば、自然とそうなると思うよ。これからの試合でちゃんと形として見せてくれれば」

 2人に対してはキャンプでの良いイメージが残っている。2月27日の韓国・SK戦(那覇)でともに2安打。陽は5回に二盗も決めた。昨年は下半身のコンディション不良が続き、87試合で盗塁は4つだけだった。不安を一掃する姿に指揮官も「このくらいは、ね」と頼もしそうだ。

 長野も例年以上の早い仕上がりを見せている。だが現時点で2人への信頼度は決して高くはない。「去年やらなかったという事実があるわけだから。陽は半分いなかった。長野は前半、全くダメだった。(2人が残した数字は)期待枠の選手ならよくやったといえるかもしれないけど…」。過去の実績ではない。今、使えるのか―。指揮官は厳しい目で判断するつもり。オープン戦での結果を重視し「ダメなら先発から外れることだってあるんじゃないかな」と情けはかけない構えだ。

 この2人に続くのが吉川尚、田中俊、若林だ。「あの2人と同列とは思ってないけど、十分に可能性はあるよ。足もあるしね」。2月前半の宮崎キャンプでは紅白戦2試合を行い、吉川尚と田中俊が両チームの1番を務めた。ここへきて若林も急浮上。阿部や坂本勇が「力強いバッティングをする」と評価し、50メートル6秒1の俊足もある。内外野を守れるユーティリティーさも武器だ。

 昨季、先発1番打者の打率は2割4分1厘でリーグワースト。指揮官が「1番は足だけじゃなく、打たないとね」と言うのももっともだ。リードオフマンは誰になるのか。オープン戦で長野と陽の“2大スター”を上回る攻撃力を見せれば、番狂わせが起きるかもしれない。(水井 基博)

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