過去2度MVPの「生きた教材」トラウトが大谷の二刀流後押し

練習中、大谷(左)と握手するトラウト
練習中、大谷(左)と握手するトラウト

 世界一の選手を目指す大谷にはまさに“生きた教材”だ。マイク・トラウトは19歳11か月という若さでメジャーデビュー。14、16年のア・リーグMVPに輝き、球宴には12年から6年連続で選ばれている。「同地区は手ごわい球団ばかり。でも、ショウヘイが来たことで楽しい1年にしたい。我々は挑戦に向かって頑張りたい」と意気込んでいる。

 昨季は5月28日マーリンズ戦で二盗を試みてヘッドスライディングをした際に左手親指の靱帯(じんたい)を断裂し、自身初の故障者リスト入り。114試合出場にとどまったものの、打率3割6厘、33本塁打、72打点、22盗塁を記録。故障離脱さえなければMVPは有力候補だった。

 闘争心あふれるプレーも魅力だ。左手負傷から6週間後の7月14日のレイズ戦で復帰。「自分のプレースタイルは変えるつもりはない。アグレッシブに行くこと、そして盗塁をどんどん決める」と“ヘッスラ続行”を宣言。26歳ながらチームの精神的支柱でもある。

 年俸3408万3000ドル(約36億5000万円)は今季最高年俸選手だ。昨年12月に結婚式のリハーサル中に大谷のエ軍入りを知ったトラウトは「クリスマスの朝の子供のようにうれしかった」と振り返り、「ショウヘイなら二刀流に挑戦できる。彼を手助けしたい」と後押しを約束。大谷にとっては3歳年上の良い兄貴分となりそうだ。(特別取材班)

 ◆マイク・トラウト 外野手、26歳。19歳でメジャー昇格。タイトルは打点王、盗塁王各1度だけながら、卓越した走攻守で早くも2度のMVPを受賞。通算打率3割6厘、201本塁打、569打点、165盗塁。オールスター戦も2度MVP。残るはワールドシリーズ出場だけだ。

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