【日本ハム】堀瑞輝、1回7球完全締めで侍でもアピールだ

9回から登板し、3者凡退に仕留めた堀
9回から登板し、3者凡退に仕留めた堀

◆国際交流試合 日本ハム6-4ラミゴ(台湾)(28日、札幌D)

 日本ハムの堀瑞輝投手(19)が、最年少で選出された侍ジャパン定着と開幕ローテ入りへアピールを続ける。28日、札幌Dで行われた今季初の本拠地対外試合・台湾プロ野球のラミゴ戦に登板し、9回を3者凡退に仕留め、6―4の勝利に貢献。3、4日には侍ジャパンの強化試合、オーストラリア戦が行われるが、年齢制限なしの“フル代表”に初選出された左腕は、各チームのエース級が集まる中でも奮闘していくことを誓った。

 堀が完璧に締めた。2点差の9回。「ちょっと(緊張は)ありました」。言葉とは裏腹に、堂々としたマウンドさばき。クローザーとして打者3人をわずか7球で仕留めた。2人目の右打者・林からは内角を鋭くえぐる141キロの直球で見逃し三振。3、4日の試合に向けた侍ジャパンへの合流を翌日に控えた親善試合で完全投球を披露し、「打たれて萎えることなく、気持ち良く(侍に)いけると思います」と笑顔を見せた。

 プロ未勝利の左腕が大抜てきされた。年齢制限のあった昨年11月のアジアチャンピオンシップ(U24侍ジャパン)に最年少で選出されたが、“フル代表”選出は初めて。楽天・則本やソフトバンク・千賀など、各チームの主力と肩を並べることになった。「今回はエース級のピッチャーや、絶対的な選手が呼ばれている。良い経験が出来たらいい。その中でも自分を出していけたら」。先輩たちにも臆さずアピールしていく。

 キャンプから抜群の仕上がりを見せる。2月18日・阪神、同23日・サムスンとの練習試合では計8イニングを投げ、8奪三振の無失点。「まだ2年目。体の心配をしている。ケガのないように前に進んでくれれば」と話す栗山英樹監督(56)の気持ちをよそに本人は元気いっぱいだ。「コントロールも1年前と比べたらまとまっているし、スピードも出ている」。新球・カットボールを覚えたことで投球の幅も広がり、一皮むけた雰囲気がある。

 飛躍がかかる2年目。起用法はまだ示されていないが、希望は先発だ。指揮官は抑えとしての起用をこの日限定的なものとしつつ、「どう使うか。堀は両方できるのでね」と先発、中継ぎ双方の可能性を含みを持たせた。1日には北海道を出発する左腕。「いろいろ勉強になること吸収して帰ってきます」。日本中が注目する侍ジャパンで衝撃を残せば、開幕ローテも見えてくる。(秦 雄太郎)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請