年収11億王者ホワイト、復活の「金」に号泣

スポーツ報知
フラワーセレモニーで笑顔を見せる平野歩夢、ショーン・ホワイト、スコッティ・ジェームス

 ◆平昌五輪第6日 スノーボード男子ハーフパイプ決勝(14日・フェニックス・スノーパーク)

 雪上にひざまずき、目頭を押さえた。感情を爆発させた。最後の最後に平野を逆転したショーン・ホワイト(31)=米国=。全体2位で迎えた3回目の演技で、平野と同じ4回転の連続技を成功させ、97・75点をマークして大逆転した。バンクーバー大会以来、8年ぶり、3度目の頂点。「信じられない」と叫んだ。

 カリスマたるゆえんを示した。1回目で、予選で披露しなかった、軸をずらしながら縦に2回転、横に4回転する大技「フロントサイドダブルコーク1440(DC14)」を決めて94・25点の首位。2回目は2連続の4回転にトライするも失敗。成功させた平野に逆転を許したが、重圧のかかる大トリで完璧な滑り。31歳となっても天才は天才だった。

 ソチでは失意の4位。17年には、練習中の失敗で顔面を62針も縫う大けがを負った。輝かしいキャリアにかげりが見えたかに思えたが、平野らの台頭が、王者のモチベーションを大いに刺激した。年収は1000万ドル(約11億円)とも言われるが「失敗の恐れがある技を成功させるのはすごく気持ちいい」と情熱は衰えない。

 表彰台の一番高い位置に返り咲いた愛称「フライング・トマト」。「これからも若いスノーボーダーにプレッシャをかけながら自分のモチベーションを高めていく。4年後の北京(冬季五輪)も目指したい」。威風堂々と言い切った。

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