広島の堂林翔太内野手(26)が8日、宮崎・日南キャンプでシート打撃に臨み、7年目左腕の戸田隆矢(24)から本塁打を放った。5球目の直球を力強く振り切ると、打球は左翼スタンドに着弾。4年目左腕・塹江(ほりえ)敦哉(20)との対戦では、右翼フェンス直撃の二塁打をマークするなどバットで存在感を見せた。
緒方孝市監督(49)は「フォームが安定している。良いアピールをしてくれた」と高評価。昨季は44試合出場で打率2割1分7厘と、定位置獲得には至らなかった堂林だが、「結果を残せたことがうれしい。去年はチームに貢献できなかったので、今年こそは何とかしたい」と復活への強い意気込みを口にした。