平野歩夢「一番上の結果になるために練習してきた」氷点下20度ガチガチパイプでも飛べる

スポーツ報知

 平昌五輪男子スノーボード・ハーフパイプ(HP)の金メダル候補・平野歩夢(木下グループ)が6日、羽田空港発の航空機で韓国入りした。当地は連日の厳しい冷え込み韓国入りを見せているが、経験豊富な19歳は、海外で極寒の影響による硬いコースも攻略済み。「一番上の結果になるために練習してきた」と、天候という難敵をも倒して金メダルを誓った。男子ハーフパイプは予選が13日、決勝が14日に行われる。

 淡々と静かな口調が、かえって強い自信を感じさせた。19歳の平野が堂々の金メダル候補として、韓国・金浦空港へと降り立った。「一番上の結果になるため、今まで悔いがないように練習してきた。やり残すことがない形で滑り切りたい」。“一番上”という表現で、金への思いを口にした。

 平昌では難敵が待ち構える。寒さだ。当地は厳しい冷え込みで、氷点下20度以下の日もある。HPのコースもガチガチに硬く凍り付けば、世界でも屈指の、高く華麗な平野のジャンプに、影響が出る可能性がある。「HPは板のエッジがきれいに(滑走面に)食い込まないと、パイプからいい形で抜けられないというか、リップ(コースの縁の部分)で飛べない。調整には時間がかかる。今まで滑ったことがないくらい硬いパイプになると思うが、練習から気合を入れてできれば」と、警戒を強めた。

 とはいえ、予行演習なら済ませている。1月末に米コロラド州アスペンで行われた「Xゲーム」では軸を横にずらしながら縦に2回転、横に4回転する大技「ダブルコーク1440」を連続で決める驚異的なパフォーマンスで、100点満点中99・00点をマークして優勝。氷点下約20度にも達するナイターで、硬いコースを攻略しての価値あるVだった。「すごくいい手応えというか、五輪前に初めて、自分が納得いく滑りができた」と、自信を持ち帰ってきた。

 五輪の男子HPは、昼間の開催。13日の予選は午後1時、決勝は14日の午前10時半からとなる。予報では最低気温はそれぞれ氷点下8度、同12度と、幾分和らぎそうだ。ソチ五輪の銀から、さらに輝くメダルへ。「今まで見せたことのないような滑りを披露できるよう調整する」。氷をも解かすような熱い思いをうかがわせた。

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