ボートレース江戸川「G1第63回関東地区選手権」 中田竜太・浜田亜理沙夫妻 G1初アベック王座獲り

江戸川では1Vの浜田(左)と周年2優出の中田は画用紙に江戸川の印象を書き、瑛仁くんと一緒に笑顔で掲げた
江戸川では1Vの浜田(左)と周年2優出の中田は画用紙に江戸川の印象を書き、瑛仁くんと一緒に笑顔で掲げた

 G1第63回関東地区選手権があす8日、ボートレース江戸川で開幕する(13日まで)。群馬、埼玉、東京の3支部から51選手が、参戦する。注目は埼玉支部の中田竜太(29)、浜田亜理沙(29)夫妻だ。G1戦にボートレーサー夫婦がそろって出場するのは異例のことだ。昨年のSGグランプリに初出場した中田は1月のバトルトーナメント(福岡)で優勝するなど今年も好調だ。浜田は出産、産休を経て6年ぶりにA1に復帰した。二人が意気込みなどを語った。今大会の優勝選手にはSGクラシック(浜名湖、3月16日初日)の出場権が与えられる。

◆先月は2日だけ超すれ違い生活

 ボートレーサー夫婦は超すれ違い生活を送る。今年1月、中田と浜田が一緒に過ごしたのは元日と24日の2日だけ。どちらかが試合に行けば連絡はできない(※注)。家を出るときに書き残すメモが連絡手段だ。「クリーニング取ってきてね」「銀行の振り込みよろしく」という事務的な事や「誕生日おめでとう」「メリークリスマス」など…。

 16年9月。浜田の産休明け最初のレース前、夫からの書き置きには「お父さんの代わりは誰でもできるけどお母さんは一人しかいない。忘れないで。無理せず、けがをしないように」とあった。浜田は「その紙は手帳に入れて持ってます」と大切にしている。

◆登録番号が連番養成所常にペア

 出会いはボートレーサー養成所だった。08年春。第一印象は「亜理沙はやる気もない感じに見えたし、すぐやめると思った」と中田。浜田は「竜太は福島出身で、なまってました」と笑う。登録番号は1つ違い。「ボートの装着」「部品の測定」などの2人一組での練習や試験は常にペアを組んだ。卒業して半年後、一緒に遊んだのがきっかけで、付き合い始めた。埼玉と広島の遠距離恋愛。1か月に1回は会っていた。約3年後の12年秋「自分がA1に上がったら、結婚しようと思って。そしたら一緒に上がったので」と中田からプロポーズした。

 長男の瑛仁くんは2歳。浜田は「以前は負けると落ち込むこともありましたが、今は瑛仁のおかげで、家に戻ると仕事のことを忘れられます。癒やされてます」と言う。昨年中田がグランプリを終えて帰宅するとサンタさんの格好をした瑛仁くんがプレゼントを持って待っていた。「亜理沙はサプライズ好きなんです。びっくりしました」中田も大喜びだった。

 夫婦一緒の大会は4回目だが、G1は今回が初めてだ。「亜理沙が頑張ってA1になったから、実現した」と中田。浜田は「楽しんでレースしたい」と宣言。仲良し夫婦が江戸川に乗り込む。(伊藤 和範)

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