鶴竜、日本国籍取得申請へ…引退後も協会に残る意向

豪栄道(右)を上手投げで下した鶴竜
豪栄道(右)を上手投げで下した鶴竜

◆大相撲初場所千秋楽 ○鶴竜(上手投げ)豪栄道●(28日・両国国技館)

 モンゴル出身の横綱・鶴竜が引退後も相撲協会に残る意向を持っていることが28日までに分かった。複数の関係者によると、年寄名跡を襲名するための条件である日本国籍取得へ向け、昨秋に母国で他国の国籍取得に関する手続きを申請。承認を得た後に日本で国籍取得申請を行い、法務大臣の承認が得られれば帰化が実現する。

 引退後は米国で事業を展開する意向を持っていたが、ここ数年で「相撲が好きだから角界入りした」という思いが強くなったという。引退後は横綱の特権として、現役時代のしこ名で5年間は年寄(委員待遇)として協会に残ることができる。鶴竜は取材に対し「(帰化は)まだです」としたものの、師匠・井筒親方(元関脇・逆鉾)は「ノーコメント」と否定はしなかった。

 5場所ぶりの出場となった初場所は、初日から10連勝で勝ち越し、進退問題を払拭(ふっしょく)。11日目から4連敗したが千秋楽では大関・豪栄道を上手投げで仕留めて11勝をあげた。「途中から疲労で体が言うことをきかなかった。でも言い訳はしたくなかった。また鍛え直したい」と国技館を後にした。

 ○…鶴竜は千秋楽の結びを豪快な上手投げで締めくくって11勝目。豪栄道を投げた際に右手薬指が外れるほどの激しさで連敗を4で止めたが、「ダメですね。最後は悔いの気持ちしか残っていない」と自虐コメント。11日目から古傷の左足首に疲労性の痛みが出てまさかのV逸。結果が出なければ即引退の場所で、初日からの10連勝を挙げて進退は問われなくなり、「そういう気持ちが出てホッとしたのかもしれない」と最後まで猛省していた。

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